特許
J-GLOBAL ID:200903065876803127

磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112938
公開番号(公開出願番号):特開平5-314691
出願日: 1992年05月06日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ヘッドの位置決め制御系に発生するオフセットをキャンセルするのに使用されるオフセット値やゲインの補正を特別のセンサを用いることなく且つ必要な時のみ自動的に行うことを提供することを目的としている。【構成】 本発明において、ヘッド1のシーク制御時、CPU10はメモリ12に記憶されているオフセット値に基づいてオフセット補正信号を発生し、これをD/A変換器9を介してアンプ6に入力する。アンプ6はサーボ信号作成回路3から出力される誤差信号に前記オフセット補正信号が加算された信号を入力し、この加算信号に基づいてVCM7への電流を変化して、ヘッド1をオフセットなしに目標のシリンダの中央に位置決めする。この際、CPU10はヘッド1のセトリングタイムをタイマ11により測定し、測定したセトリングタイムと基準タイムとの差が所定範囲外になると、メモリ12に記憶されている前記オフセット値を再補正すると共に、アンプ51のゲインを再設定する。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドを磁気ディスク上の目的のシリンダに位置決めする際に予め記憶しておいたオフセット値に基づいて前記位置決め制御時に発生するオフセットをキャンセルする制御を行なう磁気ディスク装置において、前記ヘッドの位置決め制御時のセトリングタイムを計時する計時手段と、この計時手段により計時されたセトリングタイムと基準タイムとを比較してその差を求める比較手段と、この比較手段により求められた前記差が所定範囲外になると、予め記憶しておいたオフセット値を再補正する制御を行なう補正手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。

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