特許
J-GLOBAL ID:200903065879360722

樹脂発泡成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250305
公開番号(公開出願番号):特開2002-059449
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 発泡倍率が容易に設定でき、所要形状に予め成形した発泡成形品を製造する方法を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂12を圧力容器10中に密閉した後、二酸化炭素の超臨界流体を供給源14から容器に供給して樹脂中に浸透させ、該樹脂に固有の結晶化温度Tc以上に加熱してから容器を開放することで該樹脂を膨張発泡させて樹脂発泡品を製造する方法において、キャビティ24を備え、流体導入/逃出孔を穿設した成形型20に樹脂を収容して型締めし、成形型を容器に密閉し、供給源から容器中に供給した超臨界流体を流体導入/逃出孔を介して樹脂に接触させて浸透を行ない、樹脂を結晶化温度以上に加熱した後に容器を開放することで該樹脂を膨張発泡させると共にキャビティで該樹脂の外形を規制し、成形型を冷却してから脱型することにより熱可塑性樹脂を発泡させた最終成形品22を製造する。
請求項(抜粋):
発泡成形すべき所要の熱可塑性樹脂(12)を圧力容器(10)中に収容して密閉した後、二酸化炭素の温度および圧力を制御して得た超臨界流体を該流体の供給源(14)から前記圧力容器(10)中に供給し、この超臨界流体を前記熱可塑性樹脂(12)に接触させることで該超臨界流体を該樹脂中に浸透させ、更に前記熱可塑性樹脂(12)を該樹脂に固有の結晶化温度(Tc)以上に加熱してから、前記圧力容器(10)を大気中に開放することで、前記熱可塑性樹脂(12)に浸透している超臨界流体の気化に伴ない該樹脂を膨張発泡させて樹脂発泡品を製造する方法において、最終発泡成形品(22)の外形を規制するキャビティ(24)を内部に備え、適宜の流体導入/逃出孔(28,30)を穿設した成形型(20)中に前記熱可塑性樹脂(12)を収容して型締めし、前記成形型(20)を前記圧力容器(10)中に収容させた後に、該圧力容器(10)を密閉し、前記流体供給源(14)から前記圧力容器(10)中に供給した超臨界流体を、前記流体導入/逃出孔(28,30)を介して前記成形型(20)中の前記熱可塑性樹脂(12)に接触させることで該超臨界流体を該樹脂中に浸透させ、前記成形型(20)中の熱可塑性樹脂(12)を結晶化温度(Tc)以上に加熱した後に前記圧力容器(10)を開放することで、該熱可塑性樹脂(12)に浸透している超臨界流体の気化に伴ない該樹脂(12)を膨張発泡させると共に、該成形型(20)のキャビティ(24)により該樹脂(12)の外形を規制し、次いで前記成形型(20)を冷却してから脱型することで、前記熱可塑性樹脂(12)を発泡させた最終成形品(22)を製造するようにしたことを特徴とする樹脂発泡成形品の製造方法。
IPC (3件):
B29C 44/00 ,  B29K 23:00 ,  B29K 67:00
FI (3件):
B29K 23:00 ,  B29K 67:00 ,  B29C 67/22
Fターム (9件):
4F212AA04 ,  4F212AA11 ,  4F212AA25 ,  4F212AC01 ,  4F212AG20 ,  4F212UA01 ,  4F212UF01 ,  4F212UL08 ,  4F212UN11

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