特許
J-GLOBAL ID:200903065880197282

有機酸を含む溶液の廃棄処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524904
公開番号(公開出願番号):特表平9-510784
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】本発明は有機酸及び鉄錯体を含み、特に放射線により汚染され部材の表面の除染の際に生じる水溶液を廃棄処理する方法及び装置に関する。溶液中の鉄錯体を紫外線で照射することにより還元することが行われる。その際溶解鉄塩及び二酸化炭素が形成される。更にこの溶解鉄塩及び有機酸を含む溶液に酸化剤を添加する。その際鉄塩及び有機酸を含む溶液に酸化剤を添加する。その際水が生じ、鉄錯体が新たに形成される。溶解鉄塩の一部はカチオン交換器により溶液から除去される。鉄錯体を含む溶液を新たに紫外線で照射するこの循環過程は全ての有機酸が使い尽くされるまで繰り返される。
請求項(抜粋):
有機酸及び鉄錯体を含む水溶液、特に放射線により汚染された部材の表面を除染する際に生じる水溶液を廃棄処理する方法において、この溶液を紫外線で照射し、それにより鉄錯体を還元し、溶解鉄塩及び二酸化炭素を形成し、溶解鉄塩の一部をカチオン交換器により溶液から除去し、溶解鉄塩の他の一部、酸の一部及び添加される酸化剤から水及び新たに鉄錯体を形成し、鉄錯体及び未だ分解されていない有機酸を含む残留溶液を新たに紫外線で照射し、有機酸が存在しなくなるまで循環過程を進めることを特徴とする有機酸及び鉄錯体を含む水溶液の廃棄処理方法。
IPC (8件):
G21F 9/06 511 ,  C02F 1/32 ,  C02F 1/58 ,  C02F 1/64 ,  C02F 1/72 ,  C02F 1/78 ,  G21F 9/06 ZAB ,  G21F 9/06 551
FI (8件):
G21F 9/06 511 B ,  C02F 1/32 ,  C02F 1/58 A ,  C02F 1/64 Z ,  C02F 1/72 Z ,  C02F 1/78 ,  G21F 9/06 ZAB ,  G21F 9/06 551 A

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