特許
J-GLOBAL ID:200903065886522274
曲げ性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265051
公開番号(公開出願番号):特開平5-105959
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は1200N/mm2 以上の引張強度と優れた曲げ性を有する超高強度冷延鋼板の製造方法を提供するものである。【構成】 C:0.10〜0.25%,Mn:2.5〜3.5%,Si:0.1〜1.0%,P:0.03%以下,S:0.005%以下,Al:0.1%以下,B:0.001〜0.003%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラブを用い、仕上温度860〜950°C、巻取温度550〜750°Cで熱間圧延し、冷間圧延し、続いて連続焼鈍ラインで焼鈍温度830〜900°C、平均冷却速度1〜30°C/s、2段目の熱処理温度を350〜450°Cで1〜10min保定することにより、引張強度が1200N/mm2 以上で、ベイナイト組織分率が90%以上の曲げ性の優れた冷延鋼板が製造できる。
請求項(抜粋):
mass%でC:0.10〜0.25%、Mn:2.5〜3.5%、Si:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Al:0.1%以下、B:0.001〜0.003%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼を連続鋳造もしくは造塊・分塊圧延することにより得られたスラブを、直ちにもしくは1100〜1250°Cに加熱後、熱間圧延を仕上温度860〜950°Cで行い、巻取温度550〜750°Cで巻取って熱延鋼帯とし、続いて冷間圧延を行った後、連続焼鈍ラインで830〜900°Cで焼鈍し、ガスジェット冷却にて平均冷却速度1〜30°C/sで冷却し、続いて350〜450°Cで1〜10min保定することを特徴とする引張強度1200N/mm2 以上でベイナイトの組織分率が90%以上の曲げ性の優れた超高強度冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46
, C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
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