特許
J-GLOBAL ID:200903065888414061

プロテーゼ部品および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-231959
公開番号(公開出願番号):特開2001-079081
出願日: 2000年07月31日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 高度に架橋し耐摩耗性と耐酸化性が高いプロテーゼ部品及びその製造方法を提供する。【解決手段】 バルク又は未仕上げポリマー対象物を実質的に酸素のない気体不透過性パッケージ又はコンテナにパッケージして、このパッケージされた対象物を、ポリマー内に所望の高レベルの架橋を開始又は形成するのに十分な程度まで、透過放射線で照射し、このパッケージされた対象物を、後に生じる酸化変化に対して原料を安定化させるのに効果的な、ポリマーの融点より高い温度まで加熱することにより、生物学的移植可能ポリマー部品の耐摩耗性及び耐酸化性を改善する。次に、この安定化された原料又は半仕上り部品から、機械加工又は他の方法で仕上り部品を形成し、再びパッケージして滅菌する。真空ホイルに再びパッケージして、追加用量のガンマ線で照射して滅菌する。この方法により、高用量放射線に一般に伴う放射線障害を限定しながら非常に高いレベルで架橋でき、老化又は化学的劣化が減り、反応性原料と後で反応する危険を回避できる。
請求項(抜粋):
ポリマー原料から形成されるプロテーゼ摩耗面部品の製造方法であって、前記方法は、ポリマー原料から形成される摩耗面ブランクを準備し、封止したコンテナ内にある前記ブランクを、前記ポリマー原料内に所望目的レベルの架橋を実質的に導入するのに有効な第一の用量のガンマ線に暴露し、前記コンテナ内で前記暴露されたブランクをその融点より高い温度で熱修復(thermally curing)し、前記ポリマー原料を安定化して、経時的酸化劣化に対する耐性が高められた架橋ブランクを形成し、前記ブランクから仕上り部品を形成し、前記仕上り部品を第二の用量の放射線に暴露する工程を含む方法。
FI (2件):
A61L 27/00 W ,  A61L 27/00 Y

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