特許
J-GLOBAL ID:200903065891946899
自動車用歯車変速機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109998
公開番号(公開出願番号):特開平10-038037
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【目的】 できるだけ少ない種類の部品を使用して、少なくとも5つの前進速段及び同期化される後退速段を持つ歯車変速機48を提供する。【構成】 歯車変速機48の出力軸14は、前進速段を形成する少なくとも3つの歯車段17,18,19により、出力軸14に対して平行な入力軸13に伝動結合可能であり、また2つの歯車段23,25により、中心軸線16-16を入力軸13及び出力軸14に対してに設けられる車軸の差動歯車装置15にそれぞれ選択的に伝動結合可能である。
請求項(抜粋):
歯車変速機の出力軸が、前進速段を形成する少なくとも3つの歯車段及び後退速段を形成する1つの歯車段により、平行な入力軸に伝動結合可能であり、また2つの歯車段により、中心軸線を入力軸及び出力軸に対して平行に設けられる遊星歯車構造の3要素差動歯車装置の入力側歯車要素に伝動結合可能であり、中心軸線に対して同心的な差動歯車装置の2つの歯車要素が、駆動車軸の車輪にそれぞれ連結可能であり、前進速段を形成するため入力軸と出力軸との伝動結合装置として使用される2つの歯車段の入力側歯車と、後退速段を形成するため入力軸と出力軸との伝動結合装置として使用される1つの歯車段の入力側歯車とが、それぞれ入力軸に対して相対回転しないように設けられ、回転可能に支持される中間歯車が、後退速段を形成するため入力軸と出力軸との間の伝動結合装置として使用される歯車段の入力側歯車及び出力側歯車にかみ合い係合可能であるものにおいて、中間歯車(44)が、順次に続く変速比を持ちかつ前進速段を形成するため入力軸(13)と出力軸(14)との伝動結合装置として使用される3つの歯車段(17ないし19)のうち最大変速比を持つ歯車段(17)の入力軸(13)に対して相対回転しない歯車(41)と、後退速段を形成するため入力軸(13)と出力軸(14)との伝動結合装置として使用される歯車段(22)の出力側歯車(40)とに常にかみ合い、順次に続く変速比を持ちかつ前進速段を形成するため入力軸(13)と出力軸(14)との伝動結合装置として使用される3つの歯車段(17ないし19)のうち最小変速比を持つ歯車段(19)の出力側歯車と、後退速段を形成するため入力軸(13)と出力軸(14)との伝動結合装置として使用される歯車段(22)の出力側歯車(40)とが、出力軸(14)上に回転可能にかつ軸線方向に互いに隣接して設けられ、かつ出力軸(14)に連結可能であることを特徴とする、自動車用歯車変速機。
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