特許
J-GLOBAL ID:200903065893199241

高層建築物における地中熱回収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-042964
公開番号(公開出願番号):特開2003-240358
出願日: 2002年02月20日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 杭と地中地盤との接触部における伝熱効率を改善して地中熱の熱エネルギーの回収効率を向上する。【解決手段】 鉛直方向に所定間隔を隔てて複数個の大径部4を備えた多段拡径杭1を埋設し、多段拡径杭1上に高層建築物を構築支持する。多段拡径杭1内に熱交換パイプ5を設け、熱交換パイプ5と蓄熱槽11とを接続し、土の粒子の流下を大径部4の地上側部分で受け止め阻止し、大径部4の地上側部分において、接触圧が弱まり、接触面積が減少することを回避して、地盤から多段拡径杭1に効率良く地中熱を伝熱して回収し、蓄熱槽11に蓄える。高層建築物に設けた空調用の利用側熱交換器6と蓄熱槽11とを冷媒回路10を介して接続し、回収した地中熱を利用して冷房を行う。
請求項(抜粋):
鉛直方向に所定間隔を隔てて複数個の大径部を備えた多段拡径杭を埋設し、前記多段拡径杭上に高層建築物を構築支持し、前記多段拡径杭内に、前記多段拡径杭に伝わった地中熱を熱媒体を介して伝熱回収する熱交換パイプを設け、前記高層建築物に空調用の利用側熱交換器を設けるとともに、その利用側熱交換器の熱移送回路に前記熱交換パイプを接続し、前記利用側熱交換器に対する熱源に利用可能に地中熱を回収するように構成してあることを特徴とする高層建築物における地中熱回収構造。
IPC (3件):
F24J 3/08 ,  E02D 27/12 ,  E02D 27/32
FI (3件):
F24J 3/08 ,  E02D 27/12 Z ,  E02D 27/32 A
Fターム (2件):
2D046CA01 ,  2D046DA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 熱交換杭および加温装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-156862   出願人:前田製管株式会社
  • 特開昭60-008659
  • 地盤の防振壁構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-289599   出願人:積水化成品工業株式会社
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