特許
J-GLOBAL ID:200903065893211543

バス調停システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152464
公開番号(公開出願番号):特開平5-342148
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 バスを介して内部の通信を行うようにした装置におけるバス調停システムに関し、スレーブ装置の着脱に影響されず、優先度に応じたアクセス権を割当可能にし、さらに、信号線が送信バスおよび受信バスの2本の信号線でのみ構成され、特別なバス調停制御信号線を必要としないバス調停システムを提供することを目的とする。【構成】 各スレーブ装置S0〜Snからマスタ装置Mへ送信フレームを送信する送信バスB1と、各スレーブ装置S0〜Snがマスタ装置Mから前記順序で受信フレームを受信する受信バスB2、B3を備え、送信要求のあるスレーブ装置は、送信バスB1上の送信フレームの優先度ビットを検出し、その優先度よりも自らの要求する優先度が高いときには送信フレームの優先度ビットと識別ビットを、自らの優先度と識別情報で書換え、マスタ装置Mは、受信した送信フレームに含まれる識別ビットに対応するスレーブ装置に、指名ビットによって送信許可を与えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
マスタ装置(M)と複数のスレーブ装置(S0〜Sn)とを備えた装置のバス調停システムにおいて、各スレーブ装置(S0〜Sn)からマスタ装置(M)へ送信フレームを送信する送信バス(B1)と、各スレーブ装置(S0〜Sn)がマスタ装置(M)から前記順序で受信フレームを受信する受信バス(B2、B3)を備え、送信フレームが、優先度を表わす優先度ビット(Y)とスレーブ装置(S0〜Sn)の識別情報を表わす識別ビット(Z)を有すると共に、受信フレームが、特定のスレーブ装置を指名するための指名ビットを有し、かつ、送信要求のあるスレーブ装置は、送信バス(B1)上の送信フレームの優先度ビットを検出し、その優先度よりも自らの要求する優先度が高いときには送信フレームの優先度ビットと識別ビットを、自らの優先度と識別情報で書換え、マスタ装置(M)は、受信した送信フレームに含まれる識別ビットに対応するスレーブ装置に、指名ビットによって送信許可を与えることを特徴とするバス調停システム。

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