特許
J-GLOBAL ID:200903065899819411

電子デバイスを線形化するための回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-557172
公開番号(公開出願番号):特表2004-533135
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
線形性を向上し、かつ三次歪みを最小にした無線周波数増幅器。増幅器には、第1のトランジスタが含まれ、第1のトランジスタは第1、第2、および第3の端子を備え、第1の端子は入力端子であり、第2の端子は出力端子であり、第3の端子は共通端子である。増幅器には、第1および第2の端子を備えた線形化回路が構成されている。(線形化回路の)第1の端子は、トランジスタの共通端子に接続され、第2の端子は、トランジスタの入力端子に接続される。特定の実施形態では、線形化回路は、単位利得バッファであって、その入力端子がトランジスタの共通端子に接続され、その出力端子がトランジスタの入力端子に接続されたものとして構成される。発明の教示にしたがうと、バッファは、回路へ供給される第1の信号の第1の周波数(f1)と、回路へ供給される第2の信号の第2の周波数(f2)とにおいては、低利得かつ高出力インピーダンスを有し、第1の周波数と第2の周波数との差周波数においては、単位利得かつ低出力インピーダンスを有する。別の特定の実施形態では、インダクタが、単位利得バッファの出力と、トランジスタの入力端子との間に置かれている。代わりの実施形態では、トランジスタの入力において、直流電流をずらず回路が構成されている。別の代わりの実施形態では、線形化回路は、トランジスタの共通端子と入力端子との間に接続された直列のインダクタとコンデンサとで構成されている。さらに別の実施形態では、線形化回路は、第1および第2の直列のインダクタとコンデンサとの回路とで構成されている。第1の直列のLC回路は、トランジスタの共通端子と接地との間に接続されていて、第2の直列のLC回路は、トランジスタの入力端子と接地との間に接続されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
干渉源の影響を受け、適応可能に接続されるトランジスタに対する歪みを軽減するための線形化回路であって、干渉があるときに、トランジスタの入力端子と共通端子とを横切る制御電圧により、(i)トランジスタへの2つの入力信号の差周波数と(ii)トランジスタへの入力搬送波の変調周波数との少なくとも一方を実質的にゼロにするように動作する線形化回路。
IPC (1件):
H03F1/32
FI (1件):
H03F1/32
Fターム (18件):
5J500AA01 ,  5J500AC21 ,  5J500AF01 ,  5J500AH02 ,  5J500AH09 ,  5J500AH19 ,  5J500AH29 ,  5J500AH33 ,  5J500AK00 ,  5J500AK03 ,  5J500AK05 ,  5J500AK12 ,  5J500AK18 ,  5J500AM01 ,  5J500AM13 ,  5J500AM21 ,  5J500AT03 ,  5J500NG01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭53-012213
  • 特開昭56-140709
  • 特開昭53-012213
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