特許
J-GLOBAL ID:200903065906813041
自己免疫疾患に対する薬剤を同定するための、自己免疫疾患のモデルおよび方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
青山 葆
, 岩崎 光隆
, 中嶋 正二
, 小島 一晃
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-523683
公開番号(公開出願番号):特表2005-500854
出願日: 2002年08月21日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
Aiolos遺伝子を欠失しているホモ接合型ノックアウトマウスは、自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)を罹患しているヒトと共通の多数の表現系を表すことが示されている。Aiolos-/-マウスを、OBF-1転写因子遺伝子を欠失しているホモ接合型ノックアウトマウスと交配させると、得られる二重ノックアウトマウスは、すべてのSLEの兆候を示さなかった。自己免疫疾患、たとえばSLEに有効な薬剤のスクリーニング方法が提供される。インビトロでの方法には、OBF-1のアンタゴニストのスクリーニング、OBF-1のoct-1またはoct-2への結合を阻害する薬剤のスクリーニング、Aiolosタンパク質のアゴニストまたはアンタゴニストのスクリーニング、およびAiolosの発現をアップレギュレートする、またはOBF-1の発現をダウンレギュレートする薬剤のスクリーニングが含まれる。ノックアウトマウスおよびノックアウトマウス由来のB細胞を使用するスクリーニング方法も開示されている。
請求項(抜粋):
自己免疫疾患、たとえば全身性エリテマトーデス(SLE)に有効な薬剤を同定する方法であって、以下の、
a)(i)OBF-1タンパク質、またはその断片、変異体、もしくは誘導体、
(ii)OBF-1応答性ヌクレオチド配列に対して機能するように連結されたレポーター遺伝子をコードしているヌクレオチド配列を含む核酸、
を含む細胞を準備すること、
b)前記細胞を、インビトロで、試験薬剤と接触させること、および
c)試験薬剤と接触させていない対照細胞と比較することにより、前記レポーター遺伝子の発現レベルを測定すること、
を含む、方法。
IPC (21件):
C12N15/09
, A61K31/7088
, A61K38/00
, A61K48/00
, A61P1/00
, A61P13/02
, A61P17/06
, A61P21/04
, A61P25/00
, A61P29/00
, A61P37/06
, C12Q1/02
, C12Q1/68
, G01N21/27
, G01N21/64
, G01N21/78
, G01N27/447
, G01N33/15
, G01N33/50
, G01N33/543
, G01N33/564
FI (22件):
C12N15/00 A
, A61K31/7088
, A61K48/00
, A61P1/00
, A61P13/02
, A61P17/06
, A61P21/04
, A61P25/00
, A61P29/00 101
, A61P37/06
, C12Q1/02
, C12Q1/68 A
, G01N21/27 C
, G01N21/64 F
, G01N21/78 C
, G01N33/15 Z
, G01N33/50 Z
, G01N33/543 575
, G01N33/543 595
, G01N33/564 Z
, A61K37/02
, G01N27/26 301A
Fターム (101件):
2G043AA03
, 2G043BA16
, 2G043DA02
, 2G043EA01
, 2G043EA19
, 2G043JA01
, 2G043NA02
, 2G045AA29
, 2G045CB01
, 2G045CB03
, 2G045DA16
, 2G045DA42
, 2G045FB03
, 2G054AB04
, 2G054BB03
, 2G054CA23
, 2G054CA26
, 2G054EA03
, 2G059AA05
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059DD03
, 2G059EE02
, 2G059EE07
, 4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA06
, 4B024CA09
, 4B024DA02
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, 4B024DA11
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, 4C086ZA94
, 4C086ZB05
, 4C086ZB08
, 4C086ZB15
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Cell, 199502, vol.80, no.3, p.497-506
-
J. Mol. Biol., 199905, vol.288, no.5, p.941-952
-
Nat. Immunol, 200101, vol.2, no.1, p.69-74
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