特許
J-GLOBAL ID:200903065908857240

移動体通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155022
公開番号(公開出願番号):特開平8-023574
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 TDMA/TDD方式とCDMA/TDD方式とが混在する移動体通信装置において、両システムに使用できる移動端末の回路を共通化する。【構成】 CDMA/TDD方式とTDMA/TDD方式の両システムの伝送チャネルの基本フレーム構成(フレーム時間)を共通にし、基地局は、自局と同じ方式の周辺基地局間だけでなく異なる方式の基地局間とも送受信フレーム同期を取るための手段を備える。また、両システムに接続可能な移動端末をTDMA/TDD方式マイクロセルシステムに優先的に接続することにより、両システムを合わせたシステム全体の加入者容量を拡大し、周波数利用効率を高める。
請求項(抜粋):
多元アクセス方式としてTDMA/TDD(Time Division Multiple Access / Time Division Duplex)方式を用いた通信手段を有する小ゾーンのマイクロセルシステムと、CDMA/TDD(Code Division Multiple Access / Time Division Duplex)方式を用いた通信手段を有して上記小ゾーンよりも大きなマクロゾーンのマクロセルシステムとを備え、両方式は伝送チャネルの送信/受信用基本フレーム構成を共通に持ち、上記方式の一方または両方の装置を備えた基地局は、公衆電話通信網に直接または交換機または制御装置を介して接続されるとともに、周辺基地局間との送受信フレーム同期を取るための手段を備え、移動端末は、上記TDMA/TDD方式およびCDMA/TDD方式の両方式に対して通信が行なえ、装置を備えた通信要求・設定時または移動端末の移動によるゾーン切り替え時に、上記移動端末が上記TDMA/TDD方式によるマイクロセルシステムのエリア内に位置する場合は、手動または自動切り替えにより、まずマイクロセルシステムの基地局に対して回線接続を行ない、マイクロセルシステムに利用可能な空き回線が存在しない場合および上記マイクロセルシステムのエリア外に位置する場合には、手動または自動切り替えにより、上記CDMA/TDD方式によるマクロセルシステムの基地局に対して回線接続を行なうことを特徴とする移動体通信装置。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/22 ,  H04J 4/00
FI (2件):
H04B 7/26 109 A ,  H04B 7/26 107

前のページに戻る