特許
J-GLOBAL ID:200903065917479941
バッテリ温度制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178233
公開番号(公開出願番号):特開平6-024238
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 適正作動温度が常温付近のバッテリを用いて、車内を暖房するとともに、バッテリ温度を最適作動温度に制御する。【構成】 バッテリ温度制御装置5は、バッテリ2と熱交換するバッテリ保温槽7を備える。保温槽7内を流れる冷却水は、ラジエータ8内を流れ外気と熱交換して放熱するとともに、ヒータコア9内を流れ車内に吹き出される空気と熱交換して放熱する。また、冷却水は、インバータ3やモータ4とも熱交換する。そして、制御回路28は、バッテリ2の温度が低い時は、冷却水の循環路を切り換えてインバータ3やモータ4の排熱によってバッテリ2を加熱する。また制御回路28は、バッテリ2の温度が高く、かつ暖房時は、冷却水の循環路を切り換えてバッテリ2の熱およびインバータ3やモータ4の排熱によって車内を暖房する。
請求項(抜粋):
(a) 車両を走行させるモータと、(b) このモータに電力を供給し、最適作動温度が常温付近のバッテリと、(c) 車両の起動によって発熱する発熱部材と、(d) 前記バッテリの発生する熱を車外に放熱するラジエータと、(e) 前記バッテリの発生する熱を車内に放熱するヒータコアと、(f) 前記バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出センサと、(g)(g-1)前記バッテリの温度が適正範囲よりも低い時に、前記発熱部材の発生する熱によって前記バッテリの加熱を行い、(g-2) 車室内の非暖房時で、前記バッテリの温度が適正範囲よりも高い時に、前記バッテリの発生する熱を前記ラジエータで車外に放熱させ、(g-3) 車内の暖房時で、前記バッテリの温度が適正範囲よりも高い時に、前記バッテリおよび前記発熱部材の発生する熱を前記ヒータコアで放熱させる制御回路とを備えるバッテリ温度制御装置。
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