特許
J-GLOBAL ID:200903065917594821

船外機のエンジン潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161705
公開番号(公開出願番号):特開平5-010113
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、クランク室の排油性を向上させることによってクランクシャフトの回転抵抗をなくすとともにエンジン各部、特に動弁装置により多くの潤滑オイルを供給し、大出力に見合う良好な潤滑状態を得ることのできる船外機のエンジン潤滑構造を提供することにある。【構成】本発明に係る船外機のエンジン潤滑構造は、最下シリンダ23d周囲のウォータジャケット52を区画壁64により一部区画して集油室65を設け、この集油室65を最下クランク室19dおよびオイルパン12に開口させることによりクランク室主排油路27を構成し、上記集油室65のクランク室側開口部66を、最下クランクホイールの遠心力により飛散する潤滑オイルが集まる場所に設けたものである。また、エンジン5とエンジンホルダ3との間に配置されるオイルポンプ53および、例えば左側のマウントブラケット57を貫通し、最下クランク室19dとオイルパン12とを連通させるクランク室副排油路28,29を設けたものである。
請求項(抜粋):
クランクシャフトが直立する姿勢で4ストロークエンジンを搭載する船外機のエンジン潤滑構造において、最下シリンダ周囲のウォータジャケットを一部区画して集油室を設け、この集油室を最下クランク室およびオイルパンに開口させてクランク室主排油路を構成し、上記集油室のクランク室側開口部を、最下クランクホイールの遠心力により飛散する潤滑オイルが集まる場所に設けたことを特徴とする船外機のエンジン潤滑構造。
IPC (4件):
F01M 1/06 ,  B63H 21/26 ,  F01M 9/10 ,  F02B 67/00

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