特許
J-GLOBAL ID:200903065928905454

ポリアニリン誘導体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290373
公開番号(公開出願番号):特開平5-098000
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 有機溶剤に膨潤可能で、可撓性のある自立性のフィルムやファイバーを形成加工することが可能なポリアニリン誘導体およびその製造方法を提供する。【構成】 ポリアニリン誘導体は、一般式(I)【化1】(m,nはそれぞれm≧2、n≧2、m/n=0.01〜100、m+n=10〜5000)で示される構造単位からなる数平均分子量2,000〜500,000のポリアニリンを主鎖とし、この主鎖に一般式(II)【化2】[Xは式(III)で示されるブタジエン-アクリロニトリル共重合体構造を示し、【化3】(y/x+y=0.01〜0.50、x>0、y>0、z=5〜15である)]で示される架橋構造を有するものであって、その架橋構造を形成する窒素原子の数がポリアニリン中の窒素原子の15〜40%のものである。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】(式中、m,nは2以上の整数、m/n=0.01〜100、m+n=10〜5000)で示される構造単位よりなる数平均分子量2,000〜500,000のポリアニリンを主鎖として、該主鎖に下記式(II)【化2】[式中、Xは下記式(III)で示されるブタジエン-アクリロニトリル共重合体構造の繰り返し単位を表す。【化3】(y/(x+y)=0.01〜0.5、x>0、y>0、z=5〜15である)]で示される架橋構造を有し、該架橋構造の形成に関与する窒素原子の数がポリアニリン中の窒素原子の15〜40%であることを特徴とするポリアニリン誘導体。

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