特許
J-GLOBAL ID:200903065929727304

燃料電池発電装置の起動時昇温方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225317
公開番号(公開出願番号):特開平7-078623
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 起動時の昇温の際に不可欠であった高温バルブ及び燃料供給ラインを不要にすることができる燃料電池発電装置の起動時昇温方法を提供する。【構成】 アノードガス2、カソードガス3、アノード排ガス4、及びカソード排ガス7を不活性ガスで置換し、不活性ガスを燃料電池20のカソード側Cで循環させながら不活性ガスを起動用加熱器32により間接加熱して燃料電池をその内部で電解質板が形成される温度まで加熱し、かつ加熱された不活性ガスの一部を改質器10の燃焼触媒に導いて触媒燃焼が可能な温度まで加熱し、次いで、改質器の改質室と燃料電池のアノード側Aを通して燃料ガス1を改質器の燃焼室に供給し、かつ燃料電池のカソード側を通して空気を改質器の燃焼室に供給して、燃焼室を改質室で改質反応が可能な温度まで昇温させる。
請求項(抜粋):
水素を含むアノードガスと酸素を含むカソードガスとから発電する燃料電池と、燃料電池を出たアノード排ガスをカソード排ガスの一部で燃焼させその熱で燃料ガスをアノードガスに改質する改質器と、を備えた燃料電池発電装置の起動時昇温方法であって、アノードガス、カソードガス、アノード排ガス、及びカソード排ガスを不活性ガスで置換し、不活性ガスを燃料電池のカソード側で循環させながら不活性ガスを間接加熱して燃料電池をその内部で電解質板が形成される温度まで加熱し、かつ加熱された不活性ガスの一部を改質器の燃焼触媒に導いて触媒燃焼が可能な温度まで加熱し、次いで、改質器の改質室と燃料電池のアノード側を通して燃料ガスを改質器の燃焼室に供給し、かつ燃料電池のカソード側を通して空気を改質器の燃焼室に供給して、燃焼室を改質室で改質反応が可能な温度まで昇温させる、ことを特徴とする燃料電池発電装置の起動時昇温方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 燃料電池発電設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-326916   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特開昭63-126173
  • 特開平4-351856
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