特許
J-GLOBAL ID:200903065936184308
高生産性、高切削速度切り刃インサート
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314451
公開番号(公開出願番号):特開平5-228705
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】インサートに切欠き即ち欠損が生じるのを防止するために、切削作業中切削線の深さのところにおける応力の集中を軽減する良好な力分配を有する割出し自在の高生産性、高切削速度切り刃インサートを提供すること。【構成】インサートの各コーナーからインサートの中心線に向って外周縁に沿ってテーパした刃先を有し、各コーナーの強度を高めるために、刃先から下方へインサートの中心線に向って2方向に延長した2つの異る傾斜角の表面の結合によって画定された交差うねを形成したことを特徴とする割出し自在の多角形の切り刃インサート。
請求項(抜粋):
割出し自在の多角形の切り刃インサートであって、すくい面を構成する上面と、工具ホルダに座着させることができるように形成された下面と、該上面と下面の間に実質的に切れ目なしに延長した側壁とによって画定されたインサート本体から成り、前記上面は、その外周縁に沿ってテーパした刃先と、該刃先より後方に位置したランドを有し、該刃先は、該インサートの各コーナーにおいて最も高い位置にあって、該各コーナーの強度を高めるために、該刃先から下方へインサートの中心線に向って2方向に延長した2つの異る傾斜角の表面の結合によって画定された交差うねを有しており、該インサート本体は、前記刃先の形状に符号するテーパ形状を有し、該インサートを工具に固定する締着具を通すための中央孔が該インサート本体を少くとも一部分貫通して形成されており、もって、該テーパした刃先は、該インサートのすくい面に沿っての力分布を改善し、それによって所定の切削深さにおけるインサートへの局部的な応力の集中を軽減するようにしたことを特徴とする切り刃インサート。
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