特許
J-GLOBAL ID:200903065940043190
動き補償演算装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長尾 常明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-134925
公開番号(公開出願番号):特開平7-322264
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 PE中における探索領域2中の画素をシフトするためのレジスタを無くする。【構成】 探索領域中2の画素の値をFIFO14に集中しておき、そこから1ライン分の画素をテンプレートの各ラインに対応したPE15に放送して一度に与える。各PE15は当該PEに入力した1ライン分の探索領域の画素とテンプレートの画素との差分絶体値和と1段目から隣接する前段のPEまで得られた差分絶体値和とを加算して、その結果を隣接する次段のPEに送る。最終段のPEで得られる差分絶体値和の最小値を検出してその最小値に対応する領域をテンプレートの直前の領域とする。
請求項(抜粋):
あるフレーム中のm画素×nラインの画素ブロックであるテンプレートと、他のフレーム中におけるx画素×yライン(x>m、y>n)の探索領域内から切り出したm画素×nラインの画素ブロックとの間で、対応する位置にある画素間の値の違いを評価する演算装置を含む動き補償演算装置において、探索領域内のあるラインから次のラインに向かう順に1ラインまたは2ライン間隔で、1ラインに含まれる連続したm個の画素の中からa個の画素(a≦m)を、1単位時間ごとに取り出す第1の手段と、同一構造のb個(b≦n)の演算器からなり、そのb個の演算器はテンプレート内のあるラインから次のラインに向かう順に前記第1の手段によって取り出されるライン間隔に対応して1ラインまたは2ライン間隔でテンプレート内のラインに対応しており、そのi番目(1≦i≦b)の演算器は、前記第1の手段により取り出されるa個の画素が含まれるm個の画素とテンプレート内の1ラインに含まれるm個の画素を重ねたとき、対応した位置に存在するテンプレート内のa個の画素を保持し、そのa個の画素と前記第1の手段により取り出されたa個の画素との間における値の違いを評価し、その評価結果と(i-1)番目の演算器の出力である1番目の演算器から(i-1)番目の演算器までの評価結果との和を加算した後、1単位時間遅らせて(i+1)番目の演算器に送る機能を備える第2の手段と、を有する演算装置を含むことを特徴とする動き補償演算装置。
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