特許
J-GLOBAL ID:200903065959025649

チャック用回転流体圧力シリンダ装置及びその圧力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松岡 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234175
公開番号(公開出願番号):特開平6-055316
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】把握力の変更範囲が広く高圧側と低圧側の圧力差が一気に圧力を低下させると逆止弁が閉塞作用してしまうような場合でも、円滑な把握力の変更を可能とするチャック用回転流体圧力シリンダ装置及びその圧力制御方法。【構成】ポンプPからチャックを把持駆動するシリンダ室30A,30Bに油圧を供給する油路63に油圧を保持する圧力保持機構10が介設され、該圧力保持機構10迂回するバイパス油路65に圧力開放機構20が介設され、ポンプPから圧力保持機構10に至る油路63中に圧力制御装置によって制御されるサーボ弁が介設され、チャック把握駆動時に於てチャック把握力を小さくすべくシリンダ室30Aに作用する油圧を減圧する際には、圧力制御装置はサーボ弁をシリンダ室30A側が流体圧供給側に追従可能な減圧比で減圧するよう制御する。
請求項(抜粋):
チャックを把握駆動するシリンダへ流体圧力発生源から圧力流体を供給する流体通路に、前記流体圧供給側に復帰スプリングによってシール付勢される逆止弁と、該逆止弁を開放側に移動操作可能な操作部材が介設され、前記逆止弁と前記操作部材の受圧面積比と前記復帰スプリングによる復帰力とを前記流体圧供給側の圧力が前記シリンダ側より所定量低圧の時バランスするよう設定すると共に、前記逆止弁の開放時に前記流体圧供給側と前記シリンダ側とが所定の流通抵抗を有する抵抗通路を介して連通状態となるよう構成された圧力開放機構を備えたチャック用回転流体圧力シリンダ装置に於て、前記流体圧力発生源から供給される圧力流体の圧力を変更し得る圧力可変手段と、前記圧力可変手段を制御駆動する圧力制御手段と、を備え、前記圧力制御手段は、チャック把握駆動時に於てチャック把握力を小さくすべく前記シリンダに作用する圧力流体の圧力を減圧する際には、前記流体圧力発生源から供給される圧力流体の圧力を、前記シリンダ側が上記抵抗通路を介して前記流体圧供給側に追従可能な減圧比で減圧するよう制御するよう構成されていること、を特徴とするチャック用回転流体圧力シリンダ装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-002603

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