特許
J-GLOBAL ID:200903065969796198

グラウトパイプ取付け装置とそれを用いたグラウト材注入工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240837
公開番号(公開出願番号):特開平10-088985
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 トンネルの内壁とアーチコンクリートとの間に生ずる空隙の確認が難しい。ドリルで空隙確認用の孔を開けると内壁の止水シートが破れる。【解決手段】 トンネルの内壁1の内側に空間2を設けて配置する型枠3に着脱可能な取付け治具4と、取付け治具4に直接又はソケットを介して着脱可能なグラウトパイプ5と、取付け治具4の内側からグラウトパイプ5の内側に差し込まれて上部6がグラウトパイプ5の上方から内壁1に突き当たるまで突出可能であり且つ下部を取付け治具4に着脱可能な可動子7を備えた。型枠3のコンクリート注入口より空間2内にコンクリートを注入し、コンクリートの硬化後に型枠3から可動子7と取付け治具4を取外し、コンクリート内のグラウトパイプ5内又はソケット8及びグラウトパイプ5内から空隙部にグラウト材を注入するようにした。
請求項(抜粋):
トンネルの岩盤又はその内側の一次覆工コンクリート又はセグメント又はその内側の止水シート等の内壁(1)の内側に、アーチコンクリート打設用の空間(2)を設けて配置される型枠(3)に着脱可能に取付けられるパイプ状の取付け治具(4)と、その取付け治具(4)の上部に着脱可能に取付けられるグラウトパイプ(5)と、同取付け治具(4)の内側からグラウトパイプ(5)の内側に昇降可能に貫通されて上部(6)がグラウトパイプ(5)の上方から前記内壁(1)に突き当たるまで突出可能であり且つ下部を取付け治具(4)に着脱可能な細長の可動子(7)とを備えたグラウトパイプ取付け装置。

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