特許
J-GLOBAL ID:200903065977187737

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015864
公開番号(公開出願番号):特開平11-208223
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 摩耗しても安定したウェット性能を維持できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。【解決手段】 トレッド表面のブロック18にサイプ20が形成されている。サイプ20は仮想中心面Vに対してそれぞれA1、A2方向に凸である凸部28、29が交互に形成されたジグザグ形状である。サイプ20は、表面部22から底部24に向かって、波長(隣接する凸部28、29の仮想中心面Vに沿った長さ)が徐々に短くなっていく。したがって、摩耗に伴って露出するサイプ20の長さが徐々に長くなり、エッジ効果が増大する。これによって、摩耗の進行に伴って発生するゴムの劣化等によるウェット路面でのグリップ力低下を抑制することができる。
請求項(抜粋):
トレッド表面に設けられたタイヤ周方向に延びる主溝と前記主溝と交差するラグ溝によって区画された複数のサイプ入りブロック状陸部を有する空気入りタイヤであって、前記サイプは、タイヤ幅方向およびサイプ深さ方向に延びる仮想中心面を挟んでタイヤ周方向の第1方向に凸な第1凸部と前記第1方向と反対の第2方向に凸な第2凸部が交互に形成された形状であり、隣接する第1凸部と第2凸部との仮想中心面上に沿った長さを波長とし、隣接する第1凸部と第2凸部との仮想中心面に垂直な方向に沿った最大長さを振幅とすると、下記式(1)、(2)の条件を満たすとともに、踏面からサイプ底部に向かって前記踏面と平行な面における前記サイプの長さが長くなることを特徴とする空気入りタイヤ。0.5≦a/c≦2.0 (1)0.5≦b/d≦2.0 (2)ここで、aは踏面における振幅bは踏面における波長cはサイプ底部における振幅dはサイプ底部における波長である。
FI (2件):
B60C 11/12 C ,  B60C 11/12 A

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