特許
J-GLOBAL ID:200903065980017931

内燃機関の触媒劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309860
公開番号(公開出願番号):特開平8-144745
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 機関運転状態の変動に伴う空燃比変動がある場合おける触媒劣化検知の精度を向上させることができる内燃機関の触媒劣化検出装置を提供することを目的とする。【構成】 触媒Cの上流側及び下流側に酸素濃度(O2)センサが設けられており、上流側O2センサ出力FVO2が反転してから下流側O2センサ出力RVO2が同一方向に反転するまでの時間、即ちFVO2とRVO2の位相差をカウンタCSTRGで計測する。ただし、FVO2の反転後にRVO2が同一方向に反転する前に、FVO2が再度反転すると、カウンタCSTRGはリセットされる。CSTRGのカウント値が所定値TSTRG2に達すると(t9)、触媒Cは正常と判定される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられ、排気ガスの浄化を行う触媒手段と、該触媒手段の上流側に設けられ、排気ガス中の酸素濃度を検出する上流側酸素濃度検出手段と、該触媒手段の下流側に設けられ、排気ガス中の酸素濃度を検出する下流側酸素濃度検出手段と、該上流側及び下流側酸素濃度検出手段の少なくとも一方を用いて前記機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、該空燃比制御手段による空燃比の制御時の前記下流側酸素濃度検出手段の出力に基づいて前記触媒手段の劣化を検出する触媒劣化検出手段とを備えた内燃機関の触媒劣化検出装置において、前記触媒劣化検出手段は、前記上流側酸素濃度検出手段と下流側酸素濃度検出手段の出力の位相差が所定値以上のときは、前記触媒手段の劣化の検出を中止することを特徴とする内燃機関の触媒劣化検出装置。
IPC (6件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02B 77/08 ZAB ,  F02D 41/14 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/22 305
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-081540

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