特許
J-GLOBAL ID:200903065982217016

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227550
公開番号(公開出願番号):特開平8-095006
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【構成】電圧印加時に液晶層17中に斜め電界を形成する電極構造131 ,141 および132 ,142 を有して、斜め電界により液晶分子を2方向以上に配列させて光分散を発生する液晶表示セル10、20を2層重ねて構成する。各セルは、液晶分子のチルト方向を隣接する基板側で直交するように重ねられる。【効果】光散乱性が高く、明るくコントラスト比の高い階調性に優れた液晶表示素子が得られる。
請求項(抜粋):
相対向する領域を一画素として複数の画素を形成するための第1の電極を有する第1の基板および第2の電極を有する第2の基板とこれら基板間に挟持されたネマティック液晶の液晶層とからなり、前記第1の電極が一画素内に導電体部と非導電体部を有し、前記第2の電極が一画素内に導電体部と非導電体部を有し、前記第1の電極の導電体部が前記第2の電極の非導電体部の少なくとも一部に面するように対向しており、前記第2の電極の導電体部が第1の電極の非導電体部少なくともの一部に面するように対向しており、前記第1の電極上に所定の方向に液晶分子配向処理された第1の配向膜を有し、前記第2の電極上に所定の方向に液晶分子配向処理された第2の配向膜を有し、 前記電極に電圧が印加されない状態において、前記液晶層の液晶分子が前記第1および第2の配向膜の配向処理に応じたチルト方向を有する配列をしている第1の液晶表示セルと、相対向する領域を一画素として複数の画素を形成するための第3の電極を有する第3の基板および第4の電極を有する第4の基板とこれら基板間に挟持されたネマティック液晶の液晶層とからなり、前記第3の電極が一画素内に導電体部と非導電体部を有し、前記第4の電極が一画素内に導電体部と非導電体部を有し、前記第3の電極の導電体部が前記第4の電極の非導電体部の少なくとも一部に面するように対向しており、前記第4の電極の導電体部が第3の電極の非導電体部少なくともの一部に面するように対向しており、前記第3の電極上に所定の方向に液晶分子配向処理された第3の配向膜を有し、前記第4の電極上に所定の方向に液晶分子配向処理された第4の配向膜を有し、 前記電極に電圧が印加されない状態において、前記液晶層の液晶分子が前記第3および第4の配向膜の配向処理に応じたチルト方向を有する配列をしている第2の液晶表示セルとからなり、前記第1の液晶表示セルの第1の基板に前記第2の液晶表示セルの第4の基板が隣接して、前記第1の液晶表示セルと前記第2の液晶表示セルとが重なり、少なくとも前記第1の配向膜上の液晶分子のチルト方向と前記第4の配向膜上の液晶分子のチルト方向とが交差する配置となっていることを特徴とする液晶表示素子。
IPC (3件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/1347 ,  G02F 1/137

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