特許
J-GLOBAL ID:200903065989446126

アルミニウム合金の熱変態及び半溶融成形

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-531077
公開番号(公開出願番号):特表平11-511074
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】アルミニウム系合金を鋳造し、熱変態し、半溶融成形して物品を製造する方法である。アルミニウム系合金の溶融体を鋳造して凝固体を形成する工程であって、前記溶融アルミニウム系合金を5〜100°C/秒の範囲の速度で前記アルミニウム系合金の液相線温度と固相線温度との間で凝固して樹枝状ミクロ組織を有する完全凝固体を得る工程を含んでなる。その後、前記凝固体に熱を加えて前記凝固体を前記アルミニウム系合金の前記固相線温度よりも3〜50°C高い過熱温度とするが、このとき、加熱を前記凝固体を固体形状に維持しながら且つ前記物体全体を前記過熱温度まで均一に加熱するときに前記樹枝状構造を有する物体全体を熱変態しながら行なう。非樹枝状構造を有する物体を、半溶融状態で成形して上記物品とする。
請求項(抜粋):
アルミニウム系合金を鋳造し、熱変態し、半溶融成形して物品を製造する方法であって、 (a)前記アルミニウム系合金の溶融体を準備する工程と; (b)前記アルミニウム系合金の溶融体を鋳造して凝固体を形成する工程であって、前記溶融アルミニウム系合金を5〜100°C/秒の範囲の速度で前記アルミニウム系合金の液相線温度と固相線温度との間で凝固して樹枝状ミクロ組織を有する完全凝固体を得る工程と; (c)その後、前記凝固体に熱を加えて、前記凝固体を固体形状に維持しながら前記凝固体を前記アルミニウム系合金の前記固相線温度よりも3〜50°C高い過熱温度とする工程と; (d)前記物体全体を前記過熱温度まで均一に加熱するときに前記樹枝状構造を有する物体全体を熱変態する工程と;そして (e)半溶融状態の前記非樹枝状構造を有する前記物体を成形して前記物品とする工程と、を含んでなる方法。
IPC (4件):
B22D 21/04 ,  B22D 27/04 ,  C22C 1/02 501 ,  C22C 21/02
FI (4件):
B22D 21/04 A ,  B22D 27/04 E ,  C22C 1/02 501 B ,  C22C 21/02

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