特許
J-GLOBAL ID:200903065995729156

鉄道車両の正面貫通開戸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-139960
公開番号(公開出願番号):特開2002-331928
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来と同等の限られたスペースにおいて同等の動作により極めてスムーズで容易に開閉できる鉄道車両の正面貫通開戸を提供する。【解決手段】 開戸1の下端部を下ガイドレール4で支持し、開戸1の中間部はガイドリンク6で支持するとともに、開戸1の上端部はフローティングリンク14を介して車両天井部12の上ガイドレール13で支持する。フローティングリンク14は、一端側が上ガイドレール13に、他端側が開戸1に固定された直線ガイドにそれぞれ係合し、開戸1が閉鎖位置から所定の位置まで開くまでの間、開戸1の直線ガイド上の定位置に位置して上ガイドレール13に対して移動し、開戸1が所定の位置まで開いた後は、ストッパに当接して停止し、その停止状態で直線ガイドに対して相対移動して開戸1を案内するように構成することで、開戸1の傾斜に起因して倒そうとする荷重をフローティングリンク14を介して上ガイドレール13で支持する。
請求項(抜粋):
車体の正面壁体の近傍の床面に、正面壁体から外側に遠ざかる向きに円弧状に伸びた後に当該正面壁体に平行に伸びる下ガイドレールに沿って、正面壁体と平行な状態を保ちながら開閉する鉄道車両の正面貫通開戸において、開戸の下端部に上記下ガイドレール上で転動する複数のボールキャスタが設けられ、開戸の中間部には、基端部が車体に設けられた鉛直軸の回りに回動するリンクの先端部が摺動自在に係合しているとともに、開戸の上端部には直線ガイドが設けられ、この直線ガイドには、車体の天井部に設けられた上ガイドレールに一端部が移動自在に係合するフローティングリンクの他端部が移動自在に係合し、このフローティングリンクは、開戸が閉鎖位置から所定の位置まで開くまでの間、上記開戸の直線ガイド上で定位置に位置した状態で上記上ガイドレールに対して移動し、かつ、開戸が所定の位置まで開いた後には車体に設けられたストッパに当接して停止し、その停止状態で開戸の直線ガイドに対して相対移動するように構成されていることを特徴とする鉄道車両の正面貫通開戸。
IPC (4件):
B61D 19/02 ,  B61D 17/06 ,  B61D 19/00 ,  E05D 15/10
FI (4件):
B61D 19/02 U ,  B61D 17/06 ,  B61D 19/00 B ,  E05D 15/10
Fターム (4件):
2E034FA01 ,  2E034GA01 ,  2E034GA08 ,  2E034GB15

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