特許
J-GLOBAL ID:200903065998871395

植物バイオマスを流体相と果肉状の粘度を有する固体を含む相とに連続的に分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 紘一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-546269
公開番号(公開出願番号):特表2003-517825
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】植物バイオマス(21)は、調整容器(25)の攪拌手段(27)を備えた混合領域(26)に供給(22、24)される。次のステップ(39)から再循環(40)される水溶性ジュース(30)は、混合領域(26)に供給(29)される。混合物は、処理装置(33)に供給(32)される。処理装置の動作は、懸濁液流中における流速勾配の形成を含んでいる。この勾配は、植物バイオマスの細胞を開放して、植物バイオマスの内容物を水溶性ジュース中に遊離させる。スラリー(34)が形成され、このスラリーは、セパレータ(35)に供給されて、水溶性ジュース(36)とマッシュ(37)とに分割される。マッシュは除去される(38)。水溶性ジュースは、主部(40)と副部(41)とに分割(39)される。主部(40)が混合領域(26)へと再循環され且つ副部(41)が除去されることを考えると、主部と副部との比率によって、プロセスに入る水とプロセスから出る水との間でバランスがとられる。前記比率は、約4:1よりも大きいことが好ましい。処理装置(33)は、その幅が1mmよりも大きい有効剪断ギャップを有していることが好ましい。
請求項(抜粋):
植物バイオマスを、本質的に水溶性ジュースから成る流体相と、果肉状の粘度を有する固体を含む相とに連続的に分離する方法であって、両方の相は、更なる利用に供じられるようになっており、植物バイオマスは、天然の含水状態で与えられるとともに、水溶性ジュースの再循環部分と混合されて水溶性ジュース中に浮遊し、水溶性ジュース中に植物バイオマスが浮遊して成る懸濁液流が繊維生成のために処理される方法において、 前記処理では、懸濁液流中に流速勾配が形成され、この勾配は、植物バイオマスの細胞に作用してこの細胞を開放するために十分な勾配であるとともに、植物バイオマスの内容物を水溶性ジュース中に遊離させることができ、また、主に繊維から成る残留物が残され、この残留物は、固体を含む相の状態に達することを特徴とする方法。
IPC (2件):
A23K 1/14 ,  A23K 3/02
FI (2件):
A23K 1/14 ,  A23K 3/02
Fターム (3件):
2B150BA04 ,  2B150CE20 ,  2B150EA03

前のページに戻る