特許
J-GLOBAL ID:200903066004862070

雑音区間検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181384
公開番号(公開出願番号):特開平8-044385
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 音声信号の短時間パワー値をしきい値と比較して、該音声信号のある区間が雑音区間であるかどうかを検出する場合、音声入力レンジが途中で変化したとしても、誤って有音区間を雑音区間として検出することがない雑音区間検出装置を提供することにある。【構成】 本発明の雑音区間検出装置は、ディジタル音声信号をフレーム毎に順次記憶するフレームメモリ3と、フレームメモリ3に記憶されたディジタル音声信号の短時間パワー値を算出する第1の算出手段4と、該短時間パワー値を時系列的に記憶する記憶手段5と、前記短時間パワー値から雑音区間を判定するためのしきい値を算出する第2の算出手段6と、該しきい値を越えない短時間パワー値を有する前記ディジタル音声信号のフレームを雑音区間と判定する判定手段7とを備える。
請求項(抜粋):
ディジタル音声信号をフレーム毎に順次記憶するフレームメモリと、該フレームメモリに記憶されたディジタル音声信号の短時間パワー値を算出する第1の算出手段と、該短時間パワー値を時系列的に記憶する記憶手段と、前記短時間パワー値から雑音区間を判定するためのしきい値を算出する第2の算出手段と、該しきい値を越えない短時間パワー値を有する前記ディジタル音声信号のフレームを雑音区間と判定する判定手段と、を備えた雑音区間検出装置であって、前記第2の算出手段は、時系列的に記憶された前記短時間パワー値の内、直前のフレームにおける短時間パワー値と比較してn倍(n>0)以上の短時間パワー値となるフレームを選択し、該フレームの短時間パワー値の平均を前記しきい値とすることを特徴とした雑音区間検出装置。

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