特許
J-GLOBAL ID:200903066005355393

車両用ディスクブレーキのパーキングブレーキ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187424
公開番号(公開出願番号):特開平10-030665
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 軸受を圧入する際の軸受の歪みや軸受孔の損傷,バリの発生を有効に防止する。圧入荷重の小さな小型の圧入機でも、軸受を軸受孔に短時間で容易に組付けできるようにする。【解決手段】 弾性力を有する板材を、軸受孔9よりもやや大径の円筒状に丸め、且つ弾性板材の両端部21a,21b間にスリット21cを設定して軸受21を形成する。スリット21cを、シリンダ孔8の中心軸と平行な軸受孔の中心線L1と中心軸Pで直交する中心線L2の反連通孔側の180 ゚の範囲で、かつ、中心線L1と軸受孔9の反連通孔側との交点Qを除いた位置へ向けて、軸受21を軸受孔9に圧入する。
請求項(抜粋):
キャリパボディの作用部に、ディスクロータ側へ開口するディスク軸方向のシリンダ孔と、該シリンダ孔の後部に直交して前記作用部の一側壁へ開口する軸受孔とを設け、該軸受孔と前記シリンダ孔とをディスク軸方向の連通孔でつなぐと共に、前記シリンダ孔の開口側にピストンを収容し、前記軸受孔にカムレバーと一体に回動するカム軸を軸受を介して回動可能に差し込み、該カム軸と前記ピストンとの間に動力伝達手段を介装した車両用ディスクブレーキのパーキングブレーキ機構において、前記軸受を、弾性板材を前記軸受孔よりも大径の円筒状に丸めて形成し、該弾性板材の円筒状部分に前記プッシュロッドの挿通を許容する窓部を設けると共に、弾性板材の端部間に拡縮を許容するスリットを設定し、該スリットを、前記軸受孔に開口する連通孔を除く他方向へ向けて軸受孔に圧入したことを特徴とする車両用ディスクブレーキのパーキングブレーキ機構。
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る