特許
J-GLOBAL ID:200903066005626508

圧送式下水道施設及び圧送式下水道施設における硫化水素抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 高志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-059085
公開番号(公開出願番号):特開2005-248516
出願日: 2004年03月03日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 マンホールポンプ場などの圧送式下水道施設において、施設の大幅なコストアップや大型化を招くことなく、また、圧送管内における汚水の円滑な流れを阻害することなく、硫化水素の発生を抑制する。【解決手段】 マンホールポンプ場1は、圧送管13から分岐した返送管18と、返送管18を開閉する開閉弁19と、自吸式のエアレーションミキサ12とを備えている。水中ポンプ11の運転停止状態が所定時間続くと、返送管18の開閉弁19を開放し、圧送管13内の汚水をポンプ井10に返送する。エアレーションミキサ12を起動し、返送した汚水に酸素を供給し、汚水の曝気処理を行う。エアレーションミキサ12の運転を停止し、その後所定時間が経過すると、水中ポンプ11を起動し、汚水を圧送管13に再び圧送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
汚水を貯留する水槽と、 前記水槽内の汚水の水位を検出する水位計と、 前記水槽内の汚水を圧送する圧送ポンプと、 前記圧送ポンプの吐出側に接続され、前記圧送ポンプから吐出された汚水を前記水槽の外部に排出する圧送管と、 前記圧送管から分岐し、前記水槽内に開放した返送管と、 前記返送管の流路を開閉する開閉機構と、 前記圧送ポンプ及び前記開閉機構を制御する制御手段と、 を備えた圧送式下水道施設であって、 前記制御手段は、前記水槽の水位が所定水位以上になると前記圧送ポンプの運転を開始する通常運転と、前記開閉機構を開いて前記圧送管内の汚水の一部又は全部を前記返送管を通じて前記水槽に戻してから前記開閉機構を閉鎖し、その後に前記圧送ポンプの運転を開始する硫化水素抑制運転とを実行する圧送式下水道施設。
IPC (3件):
E03F7/00 ,  C02F1/00 ,  E03F3/00
FI (3件):
E03F7/00 ,  C02F1/00 F ,  E03F3/00
Fターム (1件):
2D063EA00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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