特許
J-GLOBAL ID:200903066007300936

燃料電池およびこれに用いられる水蒸気透過膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-289282
公開番号(公開出願番号):特開2002-100384
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】燃料電池の加湿部で、電池部へ供給される空気の酸素濃度を変化させずに、十分な加湿作用を得ることができるようにする。【解決手段】この燃料電池は、電池反応を行う電池部1と、空気側の加湿部2とを備えている。加湿部2は、原料気体が導入される原料気体用流路21と、電池部1からの排出気体が導入される排出気体用流路22と、これらの流路を分離する水蒸気透過膜23とからなる。この水蒸気透過膜23として、親水性の高い特定の水溶性高分子(カルボキシル基の金属塩を官能基として有する繰り返し単位を70重量%以上有する水溶性高分子)が多孔質膜の孔に充填されている膜を使用する。この膜は、水蒸気のみを高い透過能力で透過させて、水蒸気以外の気体を確実に透過させない。
請求項(抜粋):
電池反応を行う電池部と、電池部へ供給する原料気体を加湿する加湿部とを備え、前記電池部は、固体高分子電解質膜とその両側に配置された電極とからなる電池セルを有するものであり、前記加湿部は、原料気体が導入される原料気体用流路と、電池部からの排出気体が導入される排出気体用流路と、これらの流路を分離する水蒸気透過膜とで構成され、排出気体に含まれている水蒸気を、水蒸気透過膜を透過させて排出気体用流路から原料気体用流路内に入れ、この水蒸気と原料気体用流路内の原料ガスとを接触させることにより原料ガスを加湿するものである燃料電池において、前記水蒸気透過膜は、カルボキシル基の金属塩を官能基として有する繰り返し単位を70重量%以上有する水溶性高分子が、架橋剤で架橋されている物質からなることを特徴とする燃料電池。
IPC (4件):
H01M 8/04 ,  B01D 53/22 ,  B01D 71/82 500 ,  H01M 8/10
FI (4件):
H01M 8/04 K ,  B01D 53/22 ,  B01D 71/82 500 ,  H01M 8/10
Fターム (14件):
4D006GA41 ,  4D006MA30 ,  4D006MA31 ,  4D006MB03 ,  4D006MC36X ,  4D006MC75X ,  4D006NA44 ,  4D006PA02 ,  4D006PB65 ,  4D006PC80 ,  5H026AA06 ,  5H026CX04 ,  5H026EE18 ,  5H027AA06
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 固体高分子電解質型燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-280358   出願人:富士電機株式会社
  • 熱交換膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-303526   出願人:ジャパンゴアテックス株式会社
  • 加湿器およびその運転方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-037359   出願人:日東電工株式会社
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