特許
J-GLOBAL ID:200903066015906770

映像スクランブル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033717
公開番号(公開出願番号):特開平9-233457
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】この発明は、秘匿性の向上と共に復元誤差を抑制して良質の映像が得られるようにする映像スクランブル装置を提供することを課題とする。【解決手段】スクランブル鍵で初期値の設定されるPN発生部11およびPN系列処理部12を備え、このPN系列処理部12からの出力で、双方向読み出しアドレスカウンタ31のカットポイントもしくは昇順動作モード、降順動作モードを設定する。また、サンプリングクロックを計数する書き込みアドレスカウンタ14が設けられる。映像入力は切り替えスイッチ17を介してラインバッファ161 、162 の一方に供給すると共に、他方からの読み出し映像信号は切り替えスイッチ18を介して出力する。そして、双方向アドレスカウンタ31の出力を読み出しモードに設定されるラインバツファに供給し、ランダムに選択された走査線の左右を反転すると共に、読み出しアドレス順位を昇順モードもしくは降順モードに設定する。
請求項(抜粋):
疑似乱数系列を発生する疑似乱数系列発生手段と、入力されるサンプリングクロックを計数し、出力アドレス値の上昇される第1のアドレスカウント手段と、前記入力されるサンプリングクロックを計数し、前記疑似乱数系列に基づきカットポイントが設定されると共に、計数値を上昇させる昇順動作モードもしくは計数値を減少させる降順動作モードの一方のモードが選択される双方向動作の第2のアドレスカウント手段と、入力映像信号が供給され、前記第1もしくは第2のアドレスカウント手段からのアドレスに基づき水平走査線単位で書き込みもしくは読み出す映像記憶手段と、この映像記憶手段で記憶された走査線単位の映像信号を、第2もしくは第1のアドレスカウント手段で指定されたアドレスに基づき読み出す読み出し手段とを具備し、前記第2のアドレスカウント手段は、前記疑似乱数系列発生手段からの出力によってランダムに昇順動作モードもしくは降順動作モードに切り替えられるようにしたことを特徴とする映像スクランブル装置。

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