特許
J-GLOBAL ID:200903066033186858

高吸水性樹脂の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282763
公開番号(公開出願番号):特開平8-120013
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 水溶性不飽和モノマーの水溶液を炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合させるに際し、特定の多糖類を共存させると共に、重合後の樹脂を特定条件下で表面架橋することにより、重合に際して器壁等へのスケーリングを起こしがたく、微粒子の生成が抑制され、取り扱いやすい適度の平均粒径およびシャープな粒度分布を有し、さらには、膨潤ゲルの強度が大きく、吸水能が高く、ウエットバック量の少ない高吸水性樹脂を得る方法を提供することを目的とする。【構成】 β-1,3-グルカン類の共存下に、(メタ)アクリル酸の部分中和塩からなる水溶性不飽和モノマーの水溶液を炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合することにより高吸水性樹脂を得る。ついでその樹脂の含水率を10〜30重量%に調整した後、該樹脂を表面架橋剤と接触させることにより樹脂表面の架橋反応を開始し、架橋剤全量のうち20〜85重量%が樹脂に反応した段階で、系に5〜20重量%の水をさらに添加し、架橋反応を続行する。
請求項(抜粋):
β-1,3-グルカン類の共存下に、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水溶性塩とを主成分とする水溶性不飽和モノマーの水溶液を架橋剤の存在下または不存在下にラジカル重合開始剤を用いて炭化水素溶媒中で逆相懸濁重合することにより高吸水性樹脂を得ること、および、上記高吸水性樹脂の含水率を10〜30重量%に調整した後、該樹脂を表面架橋剤と接触させることにより樹脂表面の架橋反応を開始し、表面架橋剤全量のうち20〜85重量%が樹脂に反応した段階で、系に高吸水性樹脂粒子に対し5〜20重量%の水をさらに添加し、架橋反応を続行すること、を特徴とする高吸水性樹脂の製造法。
IPC (7件):
C08F 2/44 MCR ,  C08F 2/32 MCE ,  C08F 6/24 MFR ,  C08F 8/00 MFV ,  C08F220/06 MLN ,  C08F220/06 MLP ,  C08J 3/24 CEY

前のページに戻る