特許
J-GLOBAL ID:200903066033775632

ミクロ濾過用セラミツク膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-226710
公開番号(公開出願番号):特開平6-198147
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】亀裂が非常に少ないミクロ濾過コーティング物が備わっているセラミック膜の製造方法を提供すること。【構成】(i)多孔質担体のバルク表面をシラン化し、(ii)(i)の後、凝集していない金属酸化物粒子の安定な懸濁液をバルク表面に接触させ、担体のバルク表面に金属酸化物含有コーティング層を形成し、(iii)担体とコーティング層を乾燥および加熱し、コーティング層を焼結することにより、担体の上にミクロ濾過コーティング物を生じさせる。前記安定な懸濁液は、その降伏応力をゼロ以上の値に上昇させる有機添加剤を含んでおり、該有機添加剤は、粒子の凝集を生じさせることなく懸濁液の液体成分の5重量%以下の濃度で、少なくとも0.1Paの降伏応力を与え得るものである。
請求項(抜粋):
(i)少なくとも担体のバルク表面をシラン化し、(ii)段階(i)の後、凝集していない金属酸化物粒子の安定な懸濁液を上記バルク表面に接触させそして上記バルク表面に沿って上記懸濁液を移動させ、その結果としてコーティングフィルムを残存させて上記バルク表面に接着させることにより、上記担体の上記バルク表面に金属酸化物含有コーティングフィルムを塗布し、そして(iii)上記担体とそれの上の上記コーティングフィルムを乾燥および加熱し、その結果として、少なくとも上記コーティングフィルムを焼結することにより、上記担体の上にミクロ濾過コーティング物を生じさせる、段階を含み、ここで、上記安定な懸濁液が、この安定な懸濁液の降伏応力をゼロ以上の値に上昇させる有機添加剤を含んでおり、ここで、上記有機添加剤が、上記粒子の凝集を生じさせることなく該懸濁液の液体成分の5重量%以下の濃度で上記安定な懸濁液に少なくとも0.1Paの降伏応力を与え得るものであることを特徴とする、多孔質セラミック担体と上記担体のバルク表面上のミクロ濾過用セラミックコーティング物とを含んでいるミクロ濾過用セラミック膜の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-126924
  • 特開平2-002847

前のページに戻る