特許
J-GLOBAL ID:200903066042378913
スピンドルモータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255151
公開番号(公開出願番号):特開平7-087702
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 外周壁体の内方突部を軸線方向に挟圧する両玉軸受の外輪が熱膨張による内方突部の径方向外向きの変位に追随して変形すること、及びそれに伴う定位置予圧の緩みが防止されて回転精度が維持される。【構成】 ロータハブ22の内周部に内方突部22aを形成する。内方突部22aの上下端部を、それぞれ上向き及び下向きの断面尖状の環状突部22a1・22a2に形成する。上下玉軸受18・20の各内輪18a・20aの内周面を固定軸16の外周面に接着固定する。各外輪18b・20bの外周面を、上玉軸受18の外輪18bの下端面18b1及び下玉軸受20の外輪20bの上端面20b1がそれぞれ環状突部22a1・22a2とのみほぼ線接触状に接触する状態でロータハブ22の内周面に接着固定する。これにより上下玉軸受18・20に、それぞれ1点鎖線で示される方向の定位置予圧を加える。
請求項(抜粋):
軸体に対し、その外周側に、ラジアル玉軸受A及びラジアル玉軸受Bを介して外周壁体が相対回転自在に支持されてなるスピンドルモータであって、外周壁体は線膨張係数が比較的大きい材料Cにより形成され、ラジアル玉軸受A・Bの各外輪は、線膨張係数が比較的小さい材料Dにより形成されており、ラジアル玉軸受A・Bに、それらの両外輪が外周壁体を径方向外向きに押圧しつつ外周壁体の内方突部を軸線方向に挟圧するよう定位置予圧が加えられており、熱膨張による内方突部の径方向外向きの変位により、両外輪が内方突部を軸線方向に挟圧した状態で外輪と内方突部の間に径方向のずれが生ずるよう、両外輪と内方突部との接触をそれぞれほぼ線接触状としたことを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (2件):
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