特許
J-GLOBAL ID:200903066052683676

エレベータの電動機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190322
公開番号(公開出願番号):特開平6-038564
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ動作後に電力変換回路のいずれかの主回路素子にストレスが集中するのを防止する。【構成】 この発明のエレベータの電動機制御装置は、エレベータを停止させるためにブレーキを動作させた時、交流電動機の回転角θrとすべり角θsをマイクロコンピュータが読取り、その値に基づいてマイクロコンピュータがブレーキ動作時の電流位相基準θo(=θr+θs)を算出し、その時点より、マイクロコンピュータは新たに適当なすべり周波数指令を発生してそれに基づいて電流位相基準を制御し、電力変換回路を構成する主回路各相の電流分担分のばらつきが最小となる位置でエレベータの荷重補償制御を打ち切る。
請求項(抜粋):
すべり周波数制御形ベクトル制御方式によって交流電動機を駆動するエレベータの電動機制御装置において、電動機の回転速度を検出するパルスジェネレータからのパルス信号をカウントし、電動機の回転角θrを算出するカウンタ回路と、すべり周波数指令ωsを積分してすべり角θsを算出する積分回路と、前記カウンタ回路からの回転角θrと積分回路からのすべり角θsとを加算して電流位相基準角θo(=θr+θs)を出力する加算回路と、通常時にすべり周波数指令ωsを発生して前記積分回路に出力し、かつブレーキ動作時に新たなすべり周波数指令を発生して前記積分回路に与え、前記加算回路の出力である電流位相基準角θoを制御し、電流位相基準θoが60°の整数倍となった時点で不平衡荷重補償制御を停止する制御を行なうマイクロコンピュータとを備えて成るエレベータの電動機制御装置。
IPC (4件):
H02P 3/18 ,  B66B 1/30 ,  H02P 5/408 ,  H02P 5/41 302

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