特許
J-GLOBAL ID:200903066054377653

旋回燃焼ボイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097282
公開番号(公開出願番号):特開平10-288305
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、火炉内に吹き込む混合気で旋回流を発生させ、燃焼を行うようにした旋回燃焼ボイラに関する。従来の旋回燃焼ボイラでは、旋回流の中心が燃焼反応に使用されず、火炉有効利用率を低くする原因となっていた。本発明は、旋回流の中心においても燃焼を行うようにして、火炉有効利用率をさらに高め、燃焼効率が良く、さらにNOx発生量の少い旋回燃焼ボイラの提供を課題とする。【解決手段】 本発明の旋回燃焼ボイラは、火炉壁2の上下方向に複数段設けられるバーナ3のうち、上段および下段に設けられる上段バーナ3Uおよび下段バーナ3Lを、燃焼反応区画4に旋回流を発生させる配置にするとともに、中段バーナ3Mを旋回流の中心に混合気を吹き込む配置のものにした。これにより、従来の旋回燃焼ボイラ01と同様の燃焼が得られるほか、旋回流の中心部でも燃焼反応が起り、火炉有効利用効率がさらに向上し、従来の旋回燃焼ボイラに比較して、灰中未燃分およびNOx量を大幅に低減させることができる。
請求項(抜粋):
火炉壁の上下方向に複数段のバーナが配置され、火炉中心を中心にして前記火炉壁内に形成される仮想円の接線方向に前記バーナから燃料を投入して、旋回燃焼させるようにした旋回燃焼ボイラにおいて、前記バーナのうちの特定の段に設置されたバーナが、前記仮想円の中心に向けて燃料を投入するように配置されていることを特徴とする旋回燃焼ボイラ。

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