特許

J-GLOBAL ID：200903066062175431

皮膜被覆部材およびその製造方法

発明者： 松下 富春 ,  鈴木 順 ,  谷 和美 ,  小林 圭史 ,  北秋 広幸 ,  広岡 幸彦
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所 ,  トーカロ株式会社
代理人 (1件)： 鎌田 文二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-111549
公開番号（公開出願番号）：特開2002-309365
出願日： 2001年04月10日
公開日（公表日）： 2002年10月23日
要約：

【要約】【課題】 親水性に優れ、かつ、耐摩耗性を備えた皮膜被覆部材とその製造方法を提供することである。【解決手段】 部材表面の被覆皮膜を、金属Ti粉末と炭化物サーメットWC-12Co粉末とを混合した複合材料を用いて形成した溶射皮膜とし、この溶射皮膜をNaOH溶液中に浸漬して、親水性を有するmM2 O・nM1 O2 型複酸化物であるNaTiO3 の非晶質相を満遍なく含むものとすることにより、炭化物サーメットWC-12Coの硬質領域の存在と相俟って、優れた親水性と耐摩耗性とを長期間安定して保持できるものとした。

請求項（抜粋）：

部材の表面を被覆する皮膜を、金属およびその合金の少なくともいずれかと、酸化物、炭化物およびほう化物、これら酸化物、炭化物およびほう化物のサーメット、Co基自溶合金およびNi基自溶合金、ならびにCo-Cr-W-C合金の少なくともいずれか一つとを含む複合材料を用いて溶射により形成された溶射皮膜とし、この形成された溶射皮膜をアルカリ溶液中に浸漬して、その皮膜中に、前記複合材料に含まれる金属またはその合金の金属M1 と、前記アルカリ溶液中に含まれる金属イオンの金属M2 とのmM2 O・nM1 O2型複酸化物の非晶質相を含むものとした皮膜被覆部材。

IPC (9件)：

C23C 4/18 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/10 ,  C23C 22/60 ,  C23C 22/64 ,  C23C 22/78 ,  C23C 22/82 ,  C23C 28/00 ,  B41N 7/04

FI (9件)：

C23C 4/18 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/10 ,  C23C 22/60 ,  C23C 22/64 ,  C23C 22/78 ,  C23C 22/82 ,  C23C 28/00 C ,  B41N 7/04

Fターム (40件)：

4K026AA08 ,  4K026AA11 ,  4K026BA08 ,  4K026BA11 ,  4K026BB02 ,  4K026BB03 ,  4K026CA15 ,  4K026CA36 ,  4K026DA03 ,  4K026EA00 ,  4K026EB11 ,  4K031AA02 ,  4K031AB02 ,  4K031AB08 ,  4K031AB11 ,  4K031BA01 ,  4K031CB15 ,  4K031CB36 ,  4K031CB42 ,  4K031CB43 ,  4K031CB45 ,  4K031DA01 ,  4K031DA04 ,  4K031DA08 ,  4K031FA07 ,  4K044AA06 ,  4K044AA09 ,  4K044AB02 ,  4K044AB03 ,  4K044BA02 ,  4K044BA12 ,  4K044BA13 ,  4K044BA18 ,  4K044BB03 ,  4K044BC01 ,  4K044CA11 ,  4K044CA16 ,  4K044CA53 ,  4K044CA59 ,  4K044CA62