特許
J-GLOBAL ID:200903066068905636

液体噴霧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167733
公開番号(公開出願番号):特開平9-155254
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 付着物によって発生する抵抗を克服し、かつ噴射器を素早く簡単にプライミングすることができる噴霧ヘッド付の液体噴霧器を提供する。【解決手段】 液体噴霧器は、ポンプ(1)と、ポンプのステムに搭載した噴霧ヘッド(3)とを備え、ヘッドは、ステム(5)と連絡しているチャンバ(6)を規定するとともに、スプリング(10)により押圧されて、チャンバの一端に設けた放出ノズル(7)を閉じる可動ピストン(9)を収容している。タング(14,14’)の内面からはカム(15)が突出しており、このカムが、ポンプの作動時にポンプまたはポンプと剛接する要素と掛合すると、タングは外側に向かってたわむとともにピストンを軸方向に引っぱり、したがって、ピストンを放出ノズルから後退させる。
請求項(抜粋):
圧力がかかった液体を中空ステム(5)に供給するポンプ(1)から流出する液体を噴霧する噴霧器であって、前記中空ステム(5)の自由端を収容する座部に接し、ステム(5)の空隙と連絡しており、微粒子化した液体を大気中に放出するノズル(7)と一端で接するチャンバ(6)を有する円筒状壁部(4)と、前記チャンバ(6)に収容され、その内部で並進移動可能であって、前記チャンバにその別端で接する封止唇部(8)を有するピストン(9)と、前記ピストン(9)に作用し、ピストンから突出した突起(11)を前記ノズル(7)に向かって押圧するスプリング(10)とを備える噴霧器であって、前記円筒状壁部(4)と同じ側から延びるスカート部(12)を備え、前記スカート部(12)には、細長い柔軟なタング(14、14’)を規定する切り込み(13)が設けられ、前記タングは、前記ピストン(9)の成形端部(16)であって、前記放出ノズル(7)を備える端部とは反対側の端部で前記チャンバ(6)から現われる成形端部が進入して噛み合うハウジング(14’)を備え、噴霧器が作動して液体を噴霧するとき、前記タング(14、14’)と掛合して前記タング(14、14’)を外側に湾曲させ、その結果前記ピストン(9)を前記ノズル(7)から遠ざけるようにする部材(15、17)が設けられることを特徴とする噴霧器。
IPC (2件):
B05B 9/04 ,  B65D 83/76
FI (2件):
B05B 9/04 ,  B65D 83/00 K

前のページに戻る