特許
J-GLOBAL ID:200903066073744098

インバータ装置の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035573
公開番号(公開出願番号):特開平6-253580
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、何からの異常発生により正常な転流制御がなされない場合に、短時間でこの異常を認識しモータへの通電を停止することにより、インバータ装置およびモータを保護するようにしている。【構成】 基準時間設定手段31は、回転数指令信号Scから誘起電圧の正負の変化時間に対する判定用基準時間である最小限界の時間データTxと最大限界の時間データTyを設定し、通電信号回路32は、誘起電圧の変化周期を信号Stで検出し、比較手段37は、この信号Stと時間データTx,Tyとを比較し、信号Stが時間データTxを超え且つ時間データTy未満という範囲から外れた時に異常信号(ロウレベルの信号Sp)を出力する。これにて、異常が発生したことを検出すると共に、モータ15を断電する。
請求項(抜粋):
モータが有する複数相の巻線に順次通電するための複数のスイッチング素子を有してなるスイッチング回路と、前記巻線の端子電圧と基準電圧との比較結果から誘起電圧の正負を判定しその誘起電圧の正負の変化時間に基づいて転流タイミングを決定しその転流タイミングに対応する通電信号を得る通電信号形成手段と、回転数検出手段を有し、設定回転数と検出回転数との比較結果に応じて速度制御を行なう速度制御手段とを備えたインバータ装置において、前記設定回転数から誘起電圧の正負の変化時間に対する判定用基準時間を設定する基準時間設定手段と、前記判定用基準時間と誘起電圧の正負の変化時間とを比較し、変化時間が判定用基準時間の範囲から外れたときに前記モータを断電するための信号を出力する比較手段とを備えてなるインバータ装置の保護装置。
IPC (2件):
H02P 6/02 341 ,  H02M 7/48
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-299773

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