特許
J-GLOBAL ID:200903066080426565

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199893
公開番号(公開出願番号):特開平6-042473
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造により高精度に可動スクロール部材の自転を阻止すると共に、オルダム継手の摺動摩擦による動力損失や摩耗等を低減する。【構成】 スクロール圧縮機のようなスクロール式流体機械における可動スクロール部材の自転を阻止して公転だけを許すために使用されるオルダム継手のような自転防止機構において、摺動部分を無くして摩擦による動力損失や摩耗を低減させるために、例えばリテーナリング12に形成されたキー12cを可動スクロール部材に取り付けられる可動レース11の溝部11aに係合させると共に、その係合部分に窪み11bを設けてその中で転動するボール14を介在させることによって、キー12cと溝部11aとが直接に摺動接触しないようにして摩擦を減少させ、またボール14の脱出を防止する。
請求項(抜粋):
渦巻き形の羽根を有しハウジング内に固定される固定スクロール部材と、前記固定スクロール部材の前記渦巻き形の羽根に対して噛み合う渦巻き形の羽根を有し公転のみをするように駆動される可動スクロール部材と、前記可動スクロール部材の自転を阻止し公転のみを許す自転防止機構とを備えており、前記自転防止機構は、前記可動スクロール部材と一体の可動レースと、前記ハウジング内に固定される固定レースと、前記可動レース及び前記固定レースの間に介在するリテーナリングとからなっていると共に、前記リテーナリングと前記可動レース及び/又は前記固定レースとの係合部は、それらの一方のものから軸方向に突出するキーが他方のものに形成された溝部に挿入された構造を有しており、しかも前記キーと前記溝部とは直接に摺動接触することがなく、それらの間に転動部材を介在させており、更に前記転動部材が前記溝部から脱出するのを防止する手段をも備えていることを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F01C 1/02 ,  F04C 29/00

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