特許
J-GLOBAL ID:200903066089181832

プレス成形性および耐孔あき腐食性に優れた有機複合被覆鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214063
公開番号(公開出願番号):特開平9-039157
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 優れたプレス成形性と耐孔あき腐食性を有する有機複合被覆鋼板を得ること【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板面にクロメート層を形成し、その上層に、エポキシ樹脂の末端に少なくとも1個の塩基性窒素原子と少なくとも2個の一級水酸基とを付加した基体樹脂に対し、硬化剤たるポリイソシアネート化合物を特定の重量比で混合したエポキシ系樹脂と、チーグラー系触媒を用いる配位アニオン重合法により製造されたポリオレフィンワックスとフッ素樹脂微粉末が特定の重量比で配合された複合潤滑剤と、防錆添加剤とを特定割合で含有する、膜厚が0.1〜3.0μmの有機皮膜を形成する。
請求項(抜粋):
亜鉛系めっき鋼板の表面に第1層として付着量が金属クロム換算で5〜200mg/m2のクロメート層を有し、その上層に第2層として、下記(1)に示すエポキシ系樹脂と下記(2)に示す潤滑剤と防錆添加剤とを不揮発分の重量割合で、エポキシ系樹脂:30〜80wt%、潤滑剤:3〜50wt%、防錆添加剤:3〜50wt%の割合で含有する、膜厚が0.1〜3.0μmの有機皮膜を有してなるプレス成形性および耐孔あき腐食性に優れた有機複合被覆鋼板。(1) エポキシ樹脂の末端に少なくとも1個の塩基性窒素原子と少なくとも2個の一級水酸基とを付加した基体樹脂(A)に対し、硬化剤たるポリイソシアネート化合物(B)を下記重量比で混合したエポキシ系樹脂A/B=95/5〜55/45(不揮発分の重量比)(2) チーグラー系触媒を用いる、配位アニオン重合法により製造されたポリオレフィンワックス(C)とフッ素樹脂微粉末(D)が下記重量比で配合された複合潤滑剤C/D=10/90〜90/10
IPC (2件):
B32B 15/08 ,  B05D 7/14
FI (3件):
B32B 15/08 G ,  B32B 15/08 S ,  B05D 7/14 A

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