特許
J-GLOBAL ID:200903066097255420

自動利得制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113644
公開番号(公開出願番号):特開平5-315978
出願日: 1992年05月06日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は衛星通信送信装置などで用いられるバースト信号対応型の自動利得制御回路に関し、バースト信号入力に対しても安定に動作し得る自動利得制御回路を実現することを目的とする。【構成】 検出切替部5は入力信号が存在するときはメモリ7を書き込み可能状態とし、切替手段8を比較演算部6よりの信号を選択させるように切替制御する。これにより、VATT2は入力信号を所望の基準値に一致させるような減衰量に制御される。検出切替部5は入力信号が断のときにはメモリ7の書き込み動作を停止させ、切替手段8をメモリ7の出力を選択させるように切替制御する。これにより、入力信号断の期間はVATT2はメモリ7から読み出された信号に基づいて、入力信号断の直前の減衰量に固定される。
請求項(抜粋):
入力信号を入力検波回路(1),可変減衰器(2)及び出力検波回路(4)を順次通して出力すると共に、該入力検波回路(1)により検波された入力信号の包絡線レベルと該出力検波回路(4)により検波された出力信号の包絡線レベルとの差を比較演算部(6)で比較し、その比較結果に応じたレベルの制御信号を制御部(9)により生成して前記可変減衰器(2)に供給し、該可変減衰器(2)の減衰量を出力信号の包絡線レベルが一定となるように制御する自動利得制御回路において、前記入力信号の断を検出する検出切替部(5)と、該検出切替部(5)により前記入力信号の断が検出されないときは前記比較演算部(6)の出力信号を逐次更新記憶し、該入力信号の断が検出されたときは該更新記憶を停止して、該入力信号の断検出時点直前の該比較演算部(6)の出力信号を保持するメモリ(7)と、該検出切替部(5)により前記入力信号の断が検出されないときは前記比較演算部(6)の出力信号を選択して前記制御部(9)へ供給し、該入力信号の断が検出されたときは該メモリ(7)から読み出した信号を選択して前記制御部(9)へ供給する切替手段(8)とを有することを特徴とする自動利得制御回路。

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