特許
J-GLOBAL ID:200903066100641751
メタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198791
公開番号(公開出願番号):特開平6-166714
出願日: 1987年01月16日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 メタクリル樹脂本来の優れた光学的性質、帯色性、機械的性質、耐候性及び成形加工性などを維持しつつ、耐熱性に優れたメタクリルイミド樹脂の製法を提供する。【構成】 メタクリル酸メチル単位を主構成単位として含み、メタクリル酸メチル二量体の含有量が1,000ppm 以下である樹脂を、該樹脂に対する溶媒混合物中に溶解させた状態で一般式:R1 NH2 (式中、R1 は水素原子又は炭素原子数1〜20個の脂肪族、脂環族もしくは芳香族の炭化水素基である)で示されるアミンと反応させることからなる一般式(式中、R1 は上記で定義した通りである)で示されるメタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法。【効果】 イミド化反応を容易に制御でき、かつ品質の優れたメタクリルイミド樹脂を工業的に有利に製造できる。また得られたメタクリルイミド樹脂は透明性、耐熱性及び耐加熱帯色性に優れている。
請求項(抜粋):
メタクリル酸メチル単位を主構成単位として含み、メタクリル酸メチル二量体の含有量が1,000ppm 以下である樹脂を、該樹脂に対する溶媒混合物中に溶解させた状態で一般式(I)【化1】R1 NH2 (I)(式中、R1 は水素原子又は炭素原子数1〜20個の脂肪族、脂環族もしくは芳香族の炭化水素基である)で示されるアミンと反応させることを特徴とする一般式(II)【化2】(式中、R1 は上記で定義した通りである)で示されるメタクリルイミド単位含有メタクリル樹脂の製法。
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