特許
J-GLOBAL ID:200903066105777724

分岐シールド掘進方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027261
公開番号(公開出願番号):特開平9-195670
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 一本の本線トンネルより複数本の分岐トンネルを、該本線トンネル内より掘削できる分岐シールド掘進方法を提供する。【解決手段】 常時は分岐トンネルの直径より長い後胴を中折れ式に連結した本線シールド掘進機で本線トンネルを掘進し、分岐予定位置では、上記後胴内に、分岐用開口部を有したセグメントリングを組み立て、次いで坑外より分岐掘進機を搬入して分岐用開口部より分岐トンネルを掘進可能に塞ぐように設置し、本線トンネルを分岐用開口部が後胴の外に抜け出るまで掘進し、本線トンネルの掘進を一時中断して分岐トンネルの掘進を行ない、分岐掘進機が本線トンネル内より完全に抜け出て本線トンネルの掘進を再開して、本線トンネルと分岐トンネルとの両掘進を同時に進行するようになした分岐シールド掘進方法。
請求項(抜粋):
スキンプレート(11)と掘削カッター(12)と推進ジャッキ(13,13,13・・・)とを設けたシールド掘進機本体(10)の後方に、分岐トンネル(T2)の直径より長い後胴(21)を中折れ式に連結して本線シールド掘進機(100)を構成し、常時は、上記本線シールド掘進機(100)を使用して、常法で本線トンネル(T1)を掘進し、分岐予定位置では、第一工程として、上記後胴(21)内に、分岐用開口部(SO)を有したセグメントリング(S1,S2,S3・・・Sn)を組み立て、第二工程として、立坑外等の坑外より分岐掘進機(200)を、上記後胴(21)内に搬入し、この分岐掘進機(200)を分岐用開口部(SO)に、この分岐用開口部(SO)より分岐トンネル(T2)を掘進可能な状態とすると共に該分岐用開口部(SO)を塞ぐように設置し、第三工程として、上記本線シールド掘進機(100)による本線トンネル(T1)を、上記後胴(21)の内側に組み立てたセグメントリング(S1,S2,S3・・・Sn)の分岐用開口部(SO)が、該後胴(21)の外に抜け出るまで掘進し、第四工程として、本線シールド掘進機(100)による掘進を中断して、分岐掘進機(200)による分岐トンネル(T2)の掘進を行ない、第五工程として、上記分岐掘進機(200)が本線トンネル(T1)内より完全に抜け出てたら、本線シールド掘進機(100)による掘進を再開して、本線トンネル(T1)と分岐トンネル(T2)との両掘進を同時に進行するようになした分岐シールド掘進方法。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 11/08
FI (2件):
E21D 9/06 301 D ,  E21D 11/08

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