特許
J-GLOBAL ID:200903066113531408

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107548
公開番号(公開出願番号):特開平6-001972
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 少なくとも一方が透明である一対の電極間に発光材料層および一般式1〜3のN,N,N-トリフェニルアミン誘導体を用いた正孔輸送層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子。N,N,Nトリフェニルアミン誘導体の具体例には、4,4′,4′′-トリス(ジフェニルアミノ)トリフェニルアミン、4,4′,4′′-トリス(N-カルバゾリル)トリフェニルアミン、4,4′,4′′-トリス、(ジー2-ピリジルアミノ)トリフェニルアミンがある。【効果】 本有機EL素子は、従来のものに比較して熱安定性が向上し、バックライトとしての面状光源,フラットパネルディスプレイ等の表示装置に好適に用いることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一方が透明または半透明である一対の電極間に少なくとも発光材料および正孔輸送材料を含む発光層、または少なくとも発光材料を含む発光層および正孔輸送材料を含む正孔輸送層を有するエレクトロルミネッセンス素子であって、該正孔輸送材料として下記一般式(1)〜(3)【化1】〔式中Ar1 、Ar2 、Ar3 、Ar4 、Ar5 はそれぞれ独立に炭素数6以上の芳香族炭化水素基または炭素数4以上のヘテロ原子を含有する芳香族性複素環化合物基を表し、A1 、A2 、A3 、A4 、A5 、A6 、A7 、A8 、A9 、A10はそれぞれ独立に、下記一般式(4)〜(12)から選ばれた基を示す。【化2】(R1 〜R7 、R9 〜R11およびR13〜R18はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜12のアルキル基およびアルコキシ基、炭素数6〜14のアリール基およびアリールオキシ基、ニトロ基ならびに芳香族性複素環化合物基から選ばれた基で、1つのベンゼン環もしくはピリジン環に複数の置換基があるときにはそれらは同一であっても異なっていてもよい。R8 、R12はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜12のアルキル基から選ばれた基、a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、k、l、m、n、o、pはそれぞれ0≦a、b、g≦5、0≦c、d、e、f、h、j、k、m、o、p≦4、0≦i、l、n≦3の整数)〕で表される化合物から選ばれた少なくとも一種の芳香族アミン化合物を含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (2件):
C09K 11/06 ,  H05B 33/14

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