特許
J-GLOBAL ID:200903066120210102

可変容量斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115907
公開番号(公開出願番号):特開平5-312144
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で、ピストンの圧縮工程のときに生じる大きいモーメントを支持でき、ピストンのストロークが適確な可変容量斜板式圧縮機を提供する。【構成】 アクチュエータ31は、空間33内のガス圧力及びリターンスプリング32によって、回転主軸24の後部24′に沿って右方向へ摺動し、スラスト軸受36を介して連結体29も右方向へ移動する。このとき、連結体のフランジ部の上面201とガイド耳先端部27dを介して接触する斜板27は、連結体の移動量に対応して傾斜する。一方、この斜板の傾斜に伴い、斜板のピン37の先端は、ロータアーム30の長孔30bに沿って移動する。これにより、斜板の傾斜角度の設定が完了し、斜板の傾斜角度をガイド耳先端部とピンとの2点で支持する。
請求項(抜粋):
複数のシリンダボアと、該シリンダボア内を往復動するピストンと、該シリンダと平行に配置された回転主軸と、該回転主軸に連結されて前記回転主軸の回転力を前記ピストンの往復動力に変換する斜板と、前記回転主軸に沿って軸方向に摺動するアクチュエータとを備え、該アクチュエータを前記回転主軸の軸方向に摺動させることにより、前記斜板の傾斜角度を制御し、前記ピストンのストロークを可変制御する可変容量斜板式圧縮機において、前記斜板の一方の面には、支持耳を突設し、反対側の他方の面には、ガイド耳を突設するとともに、前記他方の面のガイド耳側の前記回転主軸には、前記アクチュエータにより、軸方向に摺動自在でストローク可変用の前記ガイド耳つき当て面を有する連結体を設置し、前記支持耳側の前記回転主軸には、前記支持耳と回動自在に連結したロータアームを固定したことを特徴とする可変容量斜板式圧縮機。

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