特許
J-GLOBAL ID:200903066129433082
走査光学系
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-054343
公開番号(公開出願番号):特開平5-215985
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 斜入射光に対しても焦線位置がガウス像面とほぼ一致し、しかも光源の発振波長が変動しても、被走査面(像面)でのピントずれが生じない走査光学系を提供する。【構成】 第2結像光学系にホログラムシリンドリカルレンズ62が設けられている。このホログラムシリンドリカルレンズ62を構成するLZP11の焦点距離fH は正の値である一方、凹シリンドリカル面12の焦点距離fG は負の値である。しかも、光源の発振波長の変動量に応じてホログラムシリンドリカルレンズ62あるいはシリンドリカルレンズ41を光軸方向に移動する像点調整機構が設けられている。【効果】 LZPと凹シリンドリカル面との斜入射光に対する特性が相殺され、斜入射光に対する焦線位置をガウス像面にほぼ一致させることができる。しかも、波長変動にともなう像点変位が調整され、ピントずれを防止することができる。
請求項(抜粋):
光源からの光ビームを、アナモルフィック面を含む第1結像光学系によって回転多面鏡の回転軸方向にのみ集光させ、その回転多面鏡によって反射偏向された光ビームにより、第2結像光学系を介して被走査面上を前記回転軸方向に対しほぼ直交する主走査方向に走査する光ビーム走査装置において、前記第2結像光学系が、前記主走査方向に伸びた複数の直線帯を前記回転軸方向に不等間隔に配置してなり、焦点距離fH の回折素子として機能するリニアゾーンプレートと、前記第1の方向に平行な対称軸を有する焦点距離fG の凹シリンドリカル面とを含むとともに、次の不等式fH >0fG <0を満足するシリンドリカルレンズを備えており、さらに前記光源の波長変動量に応じて前記シリンドリカルレンズあるいは前記アナモルフィック面を光軸方向に移動する機構を備えたことを特徴とする走査光学系。
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