特許
J-GLOBAL ID:200903066131868916

センサの自律校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142638
公開番号(公開出願番号):特開平10-332420
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 余分なスペースや付加的な器具を用いることなく、センサの線形誤差を自律的に校正することを可能としたセンサの自律校正方法を提供する。【解決手段】 校正範囲を測定して得られるセンサの各サンプリング出力をviとして、入力値の第0次近似値x0i≒vi/Smを求め、微小変位Δxを与えたサンプリング点での出力をvi+として、2点の出力の差分Δvi=vi+-viを用いて線形誤差g(x)の導関数の第0次近似値g′0(x0i)≒Δvi/Δx-Smを求め、g′0(x0i)を数値積分して線形誤差g(x)の第0次近似値g0(x)=Σg′0(x0i)Δxを求め、g0(xoi)を用いて各サンプリング点での入力値の近似値を修正し、その修正値を用いて導関数のサンプリング点を修正し、更にその修正結果を数値積分して線形誤差の近似値を修正する処理を必要回数繰り返す。
請求項(抜粋):
測定すべき入力量をx、出力をv、平均感度をSm、線形誤差をg(x)として、校正曲線が、f(x)=v=Sm・x+g(x)で表されるセンサの自律校正方法であって、前記センサにより所定の校正範囲を測定して得られる複数のサンプリング点での各出力をviとして、各サンプリング点での入力値の第0次近似値x0i≒vi/Smを求めるステップと、各サンプリング点に対して微小変化Δxを与えたサンプリング点での出力をvi+として、それぞれ2点の出力の差分Δvi=vi+-viを用いて、前記線形誤差g(x)の導関数の第0次近似値g′0(x0i)≒Δvi/Δx-Smを求めるステップと、このステップで求められた前記導関数の第0次近似値g′0(x0i)を数値積分して前記線形誤差g(x)の第0次近似値g0(x)=Σg′0(x0i)Δxを求めるステップと、このステップで求められた前記線形誤差g(x)の第0次近似値g0(xoi)を用いて、前記各サンプリング点での入力値の近似値を修正し、その修正値を用いて前記導関数のサンプリングク点を修正し、更にその修正結果を数値積分して前記線形誤差の近似値を修正する処理を必要回数繰り返すステップと、を有することを特徴とするセンサの自律校正方法。
IPC (3件):
G01D 3/00 ,  G01B 21/00 ,  G01D 18/00
FI (3件):
G01D 3/00 C ,  G01B 21/00 G ,  G01D 18/00

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