特許
J-GLOBAL ID:200903066132068727

吸収式冷温水機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090267
公開番号(公開出願番号):特開平5-264116
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 個別空間毎の空調システムにおける微少冷房負荷に安定的に対応できる吸収式冷温水機の提供。【構成】 冷房負荷が小さくなって高温再生器34への燃料の供給を停止した状態下での残留能力運転を、冷水について予め定めた第1温度とこれより低い第2温度とに基づいて、第1残留能力運転と第2残留能力運転とに分け、冷水の温度が第1温度と第2温度との間である第1残留能力運転については、冷媒スプレィポンプ38及び溶液ポンプ31の運転を行うと共に、冷却水循環ポンプ41の運転も行うようにする一方で、冷水の温度が第2温度以下である場合の第2残留能力運転については、冷却水循環ポンプを停止させるようにしている。この結果、微少負荷時における溶液の結晶化及び冷媒の凍結を防止でき、しかも冷房能力の実質的低下をほとんど招かずに済み、微少負荷運転の安定性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
冷温水と熱交換させるために冷媒を蒸発器内に散布する冷媒スプレイポンプ、冷温水との熱交換済みの冷媒を吸収器内で吸収して希釈化した希溶液を循環させる溶液ポンプ、加熱用燃料にて加熱することにより希溶液から冷媒を分離させる高温再生器、及び冷房運転時に、冷媒の吸収液への吸収に際して冷却を行う冷却水の循環のための冷却水循環ポンプを備えてなる吸収式冷温水機において、冷房運転時に、冷水の温度が所定の第1温度とこの第1温度より低い所定の第2温度との間にある場合には、冷媒スプレイポンプ、溶液ポンプ、及び冷却水循環ポンプを運転状態のまま、高温再生器への燃料の供給を停止させる第1残留能力運転を行い、また冷水の温度が第2の温度以下にある場合には、更に冷却水循環ポンプを停止させる第2残留能力運転を行うようにしたことを特徴とする吸収式冷温水機。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00

前のページに戻る