特許
J-GLOBAL ID:200903066132291353

歯科疾患確定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-128751
公開番号(公開出願番号):特開2007-296249
出願日: 2006年05月03日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】う蝕の位置と深達度および広がりを確定できる装置を提供する。【解決手段】光を歯に照射して歯を撮像し、その画像からう蝕範囲抽出、エナメル質う蝕確定、象牙質う蝕確定、歯髄う蝕確定を行なって、う蝕や歯質欠損を決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
歯科疾患確定装置は、う蝕確定手段を備える事を特徴とする歯科疾患確定装置。
IPC (3件):
A61B 1/24 ,  A61C 19/04 ,  A61B 1/00
FI (3件):
A61B1/24 ,  A61C19/04 Z ,  A61B1/00 300D
Fターム (8件):
4C052DD01 ,  4C052HH07 ,  4C052NN02 ,  4C052NN03 ,  4C052NN04 ,  4C052NN15 ,  4C061AA09 ,  4C061BB08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3117178号
  • 特願20005-305406号文献1は、文献2の基本技術の特許であり、文献2は、文献1の改良特許的な位置づけを有している。そして文献2の段階になり、世界で初めて臼歯部隣接面での象牙質初期う蝕の観察が可能となった。 また臨床でも実用性が確認されている段階の精度を有しているものでもある。そして本発明の段階では、さらなる高いレベルでの象牙質初期う蝕の観察、計測、検出、そしてさらに垂直的位置、広がり、水平的位置、広がりなどを初めとして、3次元的な位置確定、断層撮影、そして画像認識手段による、う蝕の3状態2形態の計測、観察、検出を可能とし、さらにまたう蝕の進行度や将来的な危険度合い(う蝕リスク)などの機能的な診断をも可能とした。 そして従来発見されてきた、青色波長の蛍光(エナメルう蝕に対応)、赤色波長の蛍光(象牙質う蝕に対応、しかし食品のうち妨害物質が発見されている。)、近赤外の透過観察などのう蝕に特徴的な波長が見出されているが、臨床応用に困難となっていたり、また画像情報となっていなかったり、再現性に乏しかったりしていた。それが本発明により、実用レベルの情報が得られ、口腔内に挿入、装着可能となり、実用レベルのS/N比を得られるなど高精度、小型化、高再現性を得ることができるようになり臨床応用が可能になった。具体的には、RおよびG両タイプの歯牙固定プローブにおける歯牙への光注入最適化、歯牙固定位置の最適化による光注入最適化、そして光プローブと歯牙固定カメラ、および歯牙とのいづれかまたはそのすべての組み合わせにおける座標整合によって再現性、高精度計測などが可能となった。さらにまたマルチ(Multi)光プローブによるマルチ(Multi)光注入による垂直位置の検出や、う蝕位置の検出、そしてさらにMulti光プローブと歯牙固定カメラ、および歯牙とのいづれかまたはその全ての組み合わせにおける座標整合によってさらに再現性、高精度計測などが可能となった。(Multi光プローブとは、垂直的に3つ以上の光注入手段を有しているプローブでR typeプローブ、 Gtypeプローブに特に好適であり、また両プローブに最適化されて設置する事が可能となった。R typeプローブ、 Gtypeプローブならではの光注入である。)さらにまた水平位置検出手段により水平位置も高精度に計測が可能となり、歯牙、光プローブ、う蝕のいづれかの組み合わせによる3次元的位置、形状が観察、計測、検出できるようななった。 さらにまた、治療の必要なう蝕には、必要最小限度の形成(MI)を可能とし、高精度な修復物をCAD/CAMなどを使用して作成するための3次元形状計測なども可能とし、根管治療、歯周治療、インプラントのドリリングなどの高精度化、遠隔診断、遠隔治療なども可能とした。
審査官引用 (8件)
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