特許
J-GLOBAL ID:200903066132353570

座標入力装置及び座標検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225222
公開番号(公開出願番号):特開平11-065747
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】温度変化によって生じるオフセットのずれを簡易な回路構成で補正可能とし、高精度な座標入力装置を容易に提供する。【解決手段】振動入力ペン3は振動子を駆動する駆動回路21と、遅延回路22を備える。演算制御回路1は、駆動回路21に駆動信号を与え、振動伝達板に入力された振動入力ペン3からの振動が振動検出手段に到達するまでの到達時間を検出し、検出された到達時間に基づいて振動入力ペン3により指示された座標位置を獲得する。また、演算制御回路1は、遅延回路22に対して所定の信号を入力し、その戻り信号を入力することで遅延回路22による遅延時間を計時し、その計時された遅延時間に基づいて、上記座標算出に用いる到達時間を補正する。
請求項(抜粋):
振動伝達板に入力された振動入力手段からの振動が振動検出手段に到達するまでの到達時間を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された到達時間に基づいて前記振動入力手段により指示された座標位置を獲得する獲得手段と、前記振動入力手段内に設けられ、温度により遅延量が変化する遅延手段と、前記遅延手段に対して信号を入力してから、該遅延手段より該信号に対応する信号が到達するまでの遅延時間を計時する計時手段と、前記計時手段による計時結果に基づいて、前記獲得手段で用いる到達時間を補正する補正手段とを備えることを特徴とする座標入力装置。

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